Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

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8.5.3 設定手順

<この項の構成>
(1) ファイルモードの場合
(2) DBモードの場合

(1) ファイルモードの場合

組織階層セキュリティに関する設定手順を次に説明します。組織階層セキュリティを使用しない場合は,この設定をする必要はありません。

  1. すべてのサーバで次のサービスを停止する
    • 「Groupmax Scheduler Server」
    • 「Groupmax Facilities Manager」
    • 「Groupmax Scheduler Server Tool」
    • 「Groupmax Facilities Manager Tool」
    詳細は,「5. サーバ及び管理ツールサーバの起動と停止」を参照してください。なお,管理ツールサーバも停止してください。
  2. 親サーバ上の設定ファイルを更新する
    次の手順で更新してください。
    • 組織階層セキュリティの初期設定ファイルのテンプレートを削除してください。テンプレートのファイルは次のとおりです。
      <インストールディレクトリ>\etc\param.ini
    • 使用する方式に応じて,サーバマシンの設定ファイルのテンプレートを次の中から一つ選択してください。
      組織階層セキュリティ未使用時
       <インストールディレクトリ>\bin\param0.ini
      直系方式使用時
       <インストールディレクトリ>\bin\param1.ini
      ユニット方式使用時
       <インストールディレクトリ>\bin\param2.ini
    • 選択したファイルを次のディレクトリにコピーしてください。
      <インストールディレクトリ>\etc\
    • コピー先のファイルの名前をparam.iniにリネームしてください。
  3. すべてのサーバで次のサービスを起動する
    • 「Groupmax Scheduler Server Tool」
    • 「Groupmax Facilities Manager Tool」
    詳細は,「5. サーバ及び管理ツールサーバの起動と停止」を参照してください。
  4. マルチサーバ構成の場合は,各子サーバから「管理データの取得」を実行する
    詳細は,「6.1.3 管理データの取得」を参照してください。
  5. すべてのサーバで次のサービスを起動する
    • 「Groupmax Scheduler Server」
    • 「Groupmax Facilities Manager」
    詳細は,「5. サーバ及び管理ツールサーバの起動と停止」を参照してください。
    注意
    Scheduler Serverの起動時に<インストールディレクトリ>\etc\param.iniファイルが存在しない場合,OSのイベントログにエラーを表示します。サーバは停止しないで,セキュリティを直系方式として扱い動作します。

(2) DBモードの場合

DBモードの場合,組織階層セキュリティは「Scheduler Serverコンフィギュレーション」の項番8「セキュリティ設定」で設定します。

「Scheduler Serverコンフィギュレーション」については,「3.2.3 Scheduler Serverの環境設定(DBモードの場合)」を参照してください。