Tuning Manager Software 運用管理ガイド

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7.4.2 手動でログファイルを収集する方法

通常,ログファイルはコマンドを使って収集します。しかし,状況によっては,手動でログファイルを収集する必要があります。

Main ConsoleのログおよびPerformance Reporterのログは,各ログファイルの格納先から手動で収集します。ログファイルの格納先については,「7.3.3 Main Consoleのログ」および「7.3.4 Performance Reporterのログ」を参照してください。

システム情報は,次に示す操作で収集します。

この項の構成
(1) Windows環境の場合
(2) SolarisおよびLinux環境の場合

(1) Windows環境の場合

WindowsイベントログおよびWindowsのサービス情報を採取します。

Windowsイベントログの採取手順

イベントログを採取する手順を説明します。

  1. 次のどちらかの方法で[イベントビューア]ウィンドウを開きます。
    GUI:
    • Windows Server 2003およびWindows Server 2008の場合
      [スタート]-[管理ツール]-[イベントビューア]
    • Windows Server 2012の場合
      [管理ツール]または[すべてのアプリ]-[イベントビューア]
    コマンド:<Windowsフォルダ>\system32\eventvwr.msc
  2. Windows Server 2003の場合,[アプリケーション]を選択します。Windows Server 2008およびWindows Server 2012の場合,左ペイン[Windowsログ]の[アプリケーション]を選択します。
  3. メニューの[操作(A)]をクリックします。
  4. [ログファイルの名前を付けて保存(A)...]または,[すべてのイベントを名前を付けて保存(E)...]を選択します。
  5. ログタイプ,会社名,日付を含むようにファイル名を指定します。
    例:log-system-mycompany-20040630.evt
  6. [保存(S)]ボタンをクリックします。
  7. セキュリティログとシステムログに対して,同様の手順を繰り返します。

Windowsのサービス情報の採取手順

サービス情報を採取する手順を説明します。

  1. 次のどちらかの方法で[サービス]ウィンドウを開きます。
    GUI:
    • Windows Server 2003およびWindows Server 2008の場合
      [スタート]-[管理ツール]-[サービス]
    • Windows Server 2012の場合
      [管理ツール]または[すべてのアプリ]-[サービス]
    コマンド:<Windowsフォルダ>\system32\services.msc
  2. メニューの[操作(A)]をクリックして,[一覧のエクスポート(L)]を選択します。
    [名前を付けて保存]または[一覧のエクスポート]のダイアログが表示されます。
  3. [ファイルの種類(T)]に[テキスト(タブ区切り)(*.txt)]を指定します。
  4. 会社名と日付を含む形でファイル名を指定します。
    例:services-yourcompany-20030416.txt
  5. [保存(S)]ボタンをクリックします。

(2) SolarisおよびLinux環境の場合

psコマンドでプロセスの状態をファイルへ出力してください。

ps -ef > <ユーザー任意のディレクトリ>/psoutput.txt

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