21.1.2 EADSクライアントで使用する定義ファイル
- 〈この項の構成〉
(1) クライアント定義ファイル
クライアント定義ファイルに指定できるパラメタの一覧を次の表に示します。
なお,必ず指定するパラメタを太字で表記しています。
環境依存パラメタの設計については,「8. 環境依存パラメタを設計する(EADSクライアント)」を参照してください。
チューニングパラメタの設計については,「9. チューニングパラメタを設計する」を参照してください。
項番 |
分類 |
パラメタ名 |
指定する内容 |
---|---|---|---|
1 |
通信 (「8.3 通信に依存するパラメタの設計」参照) |
EADSクライアントの初期設定時に接続する,接続先EADSサーバを識別するための名称(任意の名称) |
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2 |
EADSクライアントの初期設定時に接続する,接続先EADSサーバのIPアドレスまたはホスト名 |
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3 |
EADSクライアントの初期設定時に接続する,接続先EADSサーバのポート番号 |
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4 |
ログファイル (「8.4 ログファイルに依存するパラメタの設計」参照) |
ログファイルの出力先ディレクトリのパス |
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5 |
メッセージログの1ファイル当たりのファイルサイズ |
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6 |
メッセージログのファイル数 |
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7 |
メッセージログの標準出力への出力を有効にするか,無効にするか |
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8 |
ロガーの初期化失敗時に,標準エラー出力にエラーメッセージを出力するかどうか |
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9 |
保守ログの1ファイル当たりのファイルサイズ |
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10 |
保守ログのファイル数 |
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11 |
メモリ・バッファ (「9.1 メモリ・バッファに関連するパラメタの設計」参照) |
EADSクライアントがデータの送受信で使用するバッファサイズ |
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12 |
スレッドプールおよびコネクションプール |
同一接続先に対してプールしておくコネクションの最大個数 |
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13 |
コネクションがすでに最大個数に達していて,すべて使用中の場合に,EADSクライアントからのリクエストをエラーにするかどうか |
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14 |
タイムアウト (「9.3 タイムアウトに関連するパラメタの設計」参照) |
クラスタ構成情報の更新確認やデータ送信のタイムアウト時間 |
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15 |
クラスタ構成情報の更新確認やデータ受信のタイムアウト時間 |
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16 |
クラスタ構成情報の更新確認を行う間隔 |
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17 |
イベントリスナを使用するかどうか |
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18 |
イベントリスナ用のコネクションを再接続する間隔 |
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19 |
APの運用(「9.5 APの運用に関連するパラメタの設計」参照) |
一括操作を実行する際に,一度のEADSサーバとの通信で実行するデータ操作の回数 |
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20 |
EADSクライアントが出力するエラーコードのバージョン |