14.4.3 列のフィルタリングの指定方法
実行結果を表示するeztoolコマンドのサブコマンドに---columnsオプションを指定することで,表示内容の一部の列を選択して表示できます。また,列を表示する順序を変更できます。
--columnsオプションを指定しなかった場合,各サブコマンドで決まった表示項目(列)が,決まった順序で表示されます。
次に示す場合は,コマンドの実行に失敗します。
-
同じ列名を2回以上指定した場合
-
存在しない列名を指定した場合
- 〈この項の構成〉
(1) オプションの指定形式
--columns <列名>[,<列名>]…
(2) 引数
(a) <列名>[,<列名>]…
実行結果に表示させたい順に,表示内容の列名を指定します。大文字と小文字は区別されます。
--columnsオプションは表示のフィルタリングのため,表示されない列の列名は指定できません。例えば,-vオプションを指定した場合にしか表示されない列の列名は,-vオプションを指定していないときは指定できません。
(3) 実行例
eztool status -vコマンドで--columnsオプションを指定する場合の実行例を次に示します。