14.4.2 表示形式の指定方法
実行結果を表示するeztoolコマンドのサブコマンドに--formatオプションを指定することで,表示内容の表示形式を変更できます。
--formatオプションを指定しなかった場合,デフォルトの表示形式(ALIGNフォーマット)が適用されます。ALIGNフォーマットについては,「14.4.2(2)(a) <フォーマット名>」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) オプションの指定形式
--format <フォーマット名>
(2) 引数
(a) <フォーマット名>
次に示すフォーマット名を指定できます。大文字と小文字は区別されません。
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ALIGN
デフォルトの表示形式です。サマリ,メイン,空行およびけい線が表示されます。同じ列の1つ上のセルと値が同じ場合,2行目以降のセルの値は表示が省略されることがあります。また,データがないセルは,空文字列やハイフン(-)で出力されます。
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CSV
ボディ内のセルだけが,コンマ区切りで表示されます。サマリ,空行およびけい線は表示されません。ALIGNフォーマットと異なり,同じ列の1つ上のセルと値が同じでも,セルの値は省略されません。また,データがないセルは,空文字列で出力されます。
eztoolコマンドのサブコマンドの運用を自動化する場合に,このフォーマット名の指定を検討してください。--messageoffオプションと同時に指定することを推奨します。
(3) 実行例
eztool status -vコマンドの--formatオプションにCSVを指定した場合の実行例を次に示します。