ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework システム構築・運用ガイド

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4.2.5 アダプターの起動(カスタムアダプター)

カスタムアダプターを起動します。アダプターの起動前にクエリグループの登録および開始が完了している必要があります。

インプロセス連携の場合とRMI連携の場合では,使用するコマンドが異なります。それぞれの場合の起動方法について説明します。

<この項の構成>
(1) インプロセス連携の場合
(2) RMI連携の場合

(1) インプロセス連携の場合

sdpstartinproコマンドを実行してアダプターを起動します。

コマンドの引数には,インプロセス連携用プロパティファイル名に設定したカスタムアダプター名を指定します。インプロセス連携用プロパティファイルについては,「8.9 インプロセス連携用プロパティファイル」を参照してください。

コマンドの実行例を次に示します。この例では,カスタムアダプター名をInproAppSampleとしています。

<運用ディレクトリ>\bin\sdpstartinpro InproAppSample

sdpstartinproコマンドについては,「7. コマンド」の「sdpstartinpro(インプロセス連携アダプターの起動)」を参照してください。

(2) RMI連携の場合

sdpstartapコマンドを実行してアダプターを起動します。

コマンドの引数には,RMI連携用JavaVMオプションファイルのパス名,Javaのアプリケーションのクラス名,mainメソッドに渡される引数などを指定します。RMI連携用JavaVMオプションファイルについては,「8.5 RMI連携用JavaVMオプションファイル(jvm_client_options.cfg)」を参照してください。

コマンドの実行例を次に示します。この例では,Javaのアプリケーションのクラス名をAppSampleとしています。

<運用ディレクトリ>\bin\sdpstartap -clientcfg conf\jvm_client_options.cfg AppSample

sdpstartapコマンドについては,「7. コマンド」の「sdpstartap(RMI連携アダプターの起動)」を参照してください。