ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework システム構築・運用ガイド

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sdpstartinproインプロセス連携アダプターの起動

形式

インプロセス連携の標準提供アダプターを起動する場合

sdpstartinpro {<アダプターグループ名>|-help}
 

インプロセス連携のカスタムアダプターを起動する場合

sdpstartinpro {<インプロセス連携のカスタムアダプター名>
                [ <インプロセス連携のカスタムアダプターに渡す引数>…]|-help}

機能

指定したインプロセス連携の標準提供アダプター,またはインプロセス連携のカスタムアダプターを起動します。

インプロセス連携のカスタムアダプターを指定してこのコマンドを実行すると,インプロセス連携用プロパティファイルに指定されたメインクラスをロードしてSDPサーバに登録したあと,StreamInprocessUPインタフェース実装クラスのexecuteメソッドを実行します。

実行権限

運用ユーザー

コマンド実行の前提条件

このコマンドの実行には,次のファイルが必要です。

格納先ディレクトリ

<運用ディレクトリ>\bin\

引数

<アダプターグループ名>

起動するインプロセスグループ名を指定します。アダプター構成定義ファイル(AdaptorCompositionDefinition.xml)のインプロセスグループ定義(<InprocessGroupDefinition>タグ)のname属性で指定したアダプターグループ名を指定してください。

<インプロセス連携のカスタムアダプター名>

起動するインプロセス連携のカスタムアダプター名を指定します。user_app.<インプロセス連携のカスタムアダプター名>.propertiesで設定した名称を指定してください。

<インプロセス連携のカスタムアダプターに渡す引数>

起動するインプロセス連携のカスタムアダプターに渡す引数を指定します。指定した引数は,インプロセス連携のカスタムアダプターのString型の可変長引数を持つコンストラクターに渡されます。

-help

コマンドの使用方法を表示します。

このオプションが指定された場合,インプロセス連携の標準提供アダプターの起動,インプロセス連携のカスタムアダプターの起動,およびオプションの不正チェックはされないでコマンドが終了します。

注意事項

戻り値

意味
0 コマンドが正常に終了しました。
1 コマンドでエラーが発生しました。