ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework システム構築・運用ガイド
標準提供アダプターを起動します。アダプターの起動前にクエリグループの登録および開始が完了している必要があります。
インプロセス連携の場合とRMI連携の場合では,使用するコマンドが異なります。それぞれの場合の起動方法について説明します。
sdpstartinproコマンドを実行して標準提供アダプターを起動します。
コマンドの引数には,アダプター構成定義ファイルのインプロセスグループ定義のname属性に指定したアダプターグループ名を指定します。インプロセスグループ定義については,「9.7.1 インプロセスグループ定義」を参照してください。
コマンドの実行例を次に示します。この例では,アダプターグループ名をInprocessAPSampleとしています。
<運用ディレクトリ>\bin\sdpstartinpro InprocessAPSample
sdpstartinproコマンドについては,「7. コマンド」の「sdpstartinpro(インプロセス連携アダプターの起動)」を参照してください。
sdpstartapコマンドを実行してアダプターを起動します。
コマンドの引数には,アダプター構成定義ファイルのRMIグループ定義のname属性に指定したアダプターグループ名を指定します。RMIグループ定義については,「9.7.2 RMIグループ定義」を参照してください。
コマンドの実行例を次に示します。この例では,アダプターグループ名をRMIGroupSampleとしています。
<運用ディレクトリ>\bin\sdpstartap jp.co.Hitachi.soft.sdp.adaptor.AdaptorManager RMIGroupSample
sdpstartapコマンドについては,「7. コマンド」の「sdpstartap(RMI連携アダプターの起動)」を参照してください。
標準提供アダプターを起動すると,アダプターグループがオンライン状態となり,SDPサーバとのデータの送受信ができる状態になります。アダプターグループの状態には,次の2種類があります。
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