標準提供アダプターを使用する場合の検討項目を次に示します。

• 作成するアダプターの数
  アダプターは，データの入力元や出力先の数だけ作成します。「2.2.2(3)　ストリームデータ処理システムに配置できる構成要素の数」で示したとおり，一つのアダプターグループでは，入力アダプターと出力アダプターをそれぞれ64個まで管理できます。
  アダプターとストリームの数については，「2.2.3(3)　標準提供アダプターとストリームキュー（ストリーム）との関係」を参照してください。
  
• アダプターで実行する処理
  アダプターで実行する処理の検討については，「2.5　標準提供アダプターで実行する処理の検討」を参照してください。
  
• 作成するアダプターグループの数
  アダプターグループとSDPサーバの数が1:1になるようにします。
  
• アダプターとSDPサーバの連携形態
  アダプターとSDPサーバをインプロセス連携とRMI連携のどちらの形態で連携させるかを検討します。連携形態については，「2.2.3(2)　標準提供アダプターとSDPサーバとの連携形態」を参照してください。
  

標準提供アダプターの詳細な設定は，アダプター用定義ファイルのアダプター構成定義ファイルで設定します。アダプター構成定義ファイルについては，「3.6　アダプター用定義ファイルの作成」，および「9.　アダプター用定義ファイル」を参照してください。