JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)
機能
ユーザ資源状態ファイルの記述内容を,配布管理システムに報告します。
形式
rdsusnd ユーザ資源状態ファイル名 〔-n〕 〔-hホストファイル名またはホスト名〕 〔-mマネージングホスト名〕 〔-Nサービス名〕
オプション
- -hホストファイル名またはホスト名
- ホストファイル名
- ホストファイルで指定した属性(RetryCountなど)の設定値で,ユーザ資源状態ファイルの記述内容を報告するときに指定します。
- -mオプションを指定したときは,-mオプションで指定した中継システムのホストファイルを指定します。配布管理システムに直結した中継システムに接続した中継システムおよびUNIXマシンで指定するときは,この中継システムのホストファイルを指定してください。
- ホスト名
- 動作環境を設定していないシステムからrdsusndコマンドを実行する場合,配布管理システムのホスト名を指定します。
- -mマネージングホスト名
- 中継システムを2台以上経由してユーザ資源状態ファイルの記述内容を報告する場合,配布管理システムに直結した中継システムのホスト名を指定します。
- 次に示すマシンから報告する場合は,指定する必要はありません。
- ・配布管理システムに直結した中継システム
- ・配布管理システムに直結した中継システムに接続しているUNIXマシン
- ・エンドWS
- -Nサービス名
- ユーザ資源状態情報を通知する配布管理システムのサービス名を指定します。
- -n
- UNIXマシン側で,ユーザ資源状態ファイルの記述内容を記録しないことを指定します。
- ユーザ資源状態ファイル名
- ユーザ資源状態ファイルのファイル名を絶対パスで指定します。ユーザ資源状態ファイルについては,「第1編 4.5.3 ユーザ資源の状態の報告」を参照してください。
終了コード
終了コード 意味 0 正常終了しました。 249 メモリが確保できません。 250 システムエラーが起こりました。 251 ユーザ資源状態ファイルが不正です。 252 オプションが間違っています。 253 内部エラーが起こりました。 254 通信エラーが起こりました。 255 ハードディスクの容量が不足しました。
注意事項
- rdsusndコマンドのオプションは,「形式」で示す順序で入力してください。オプションの指定順序に誤りがある場合は,エラーとなります。
- ユーザ資源状態ファイルの内容を配布管理システムに報告する前に,ホストファイルを削除しないでください。
- 通信エラーで送信できなかったユーザ資源状態ファイルは,次回のrdsusndコマンドの実行時に配布管理システムに送信されます。この時点の送信では,前回指定したホストファイルは無効になり,今回指定したホストファイルが有効になります。
- rdsusndコマンドでは,日立プログラムプロダクト,他社ソフトウェア,およびOSパッチの組み込み状態は配布管理システムに報告できません。
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