JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)

rdsusnd2コマンド（ユーザ資源状態の報告（ATM配布用））

機能

資源状態通知を作成して，配布管理システムに報告します。 通知した情報は，配布管理システムの資源状態ファイルに配布履歴情報として格納されます。 rdsusnd2コマンドで中継システムの配布履歴情報は更新されません。

形式

• OSがHP-UXでない場合
  

  /NETMRDS/COM/rdsusnd2 -aATM識別名
  -eステータスコード
  -s資源名
  〔-vバージョン/リビジョン〕
  〔-G世代番号〕
  〔-Cコメント〕
  〔-hホストファイル名〕
  〔-mマネージングホスト名〕

• OSがHP-UXの場合
  

  /opt/NETMDMW/bin/rdsusnd2 -aATM識別名
  -eステータスコード
  -s資源名
  〔-vバージョン/リビジョン〕
  〔-G世代番号〕
  〔-Cコメント〕
  〔-hホストファイル名〕
  〔-mマネージングホスト名〕

オプション

-aATM識別名　〜＜半角英数字＞

ATMの識別名を指定します。ここに指定した名称が，配布履歴情報の配布先名になります。

-Cコメント

パッケージに対するコメントを指定します。-Cオプションを省略すると，空白が仮定されます。

-eステータスコード　〜＜半角16進数＞((2けた))

処理結果コードを2けたで指定します。ここに指定するステータスコードはJP1/NETM/DMで管理しないので，自由に設定してください。

-G世代番号　〜＜半角英数字＞

配布したパッケージの世代番号を指定します。ここに指定するパッケージの世代番号は，中継システムに配布したパッケージの世代番号と同じにする必要はありません。-Gオプションを省略すると，「0000」が仮定されます。

-hホストファイル名

配布履歴情報を通知する配布管理システムを指定します。

-mマネージングホスト名

中継システムを2台以上経由して配布履歴情報を報告する場合，配布管理システムに直結した中継システムのホスト名を指定します。

-s資源名　〜＜半角の英大文字，数字，ハイフン，およびアンダーバー＞

配布した資源名を指定します。ここで指定する資源名は，中継システムへ配布した資源名と同じにする必要はありません。

-vバージョン/リビジョン　〜＜半角英数字＞

配布したパッケージのバージョン/リビジョンを指定します。ここに指定するパッケージのバージョン/リビジョンは，中継システムに配布したパッケージのバージョン/リビジョンと同じにする必要はありません。-vオプションを省略すると，「000000」が仮定されます。

注意事項

• rdsusnd2コマンドは，同じプログラム（プロセス）から何回実行してもかまいません。また，同じ配布先名に何回実行してもかまいません。
• ATMでの実行中には，実行完了の状態はすべてアプリケーションプログラムで管理し，状態の変化に応じてrdsusnd2コマンドを実行して配布管理システムに通知してください。
• Windows版JP1/NETM/DM Managerでホスト識別子を使用する設定の場合，rdsusnd2コマンドは使用できません。

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