JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)
システム構成情報を自動登録するには,中継システムおよびエンドWSの動作環境設定用ファイルに「SYSCNS=YES」を設定します。設定内容については「第2編 6.8 動作環境設定用ファイルの設定」を参照してください。
次のどちらかに該当する場合,この設定は不要です。
- 配布管理システムにJP1/NETM/DM Clientの配布管理機能を使用する場合。
- 配布管理システムがWindows版JP1/NETM/DM Managerで,ホスト識別子を使用する設定の場合。
なお,JP1/NETM/DM Clientでのシステム構成の自動登録に関する情報は,次のディレクトリに格納されます。このディレクトリ下のファイルは変更しないでください。
- HP-UX以外の場合:/NETMRDS/CLIENT/
- HP-UXの場合:/var/opt/NETMDMW/CLIENT/
システム構成情報として,次の情報が通知されるように設定できます。そのためには,事前に配布先システム上に,次のファイルを作成しておきます。これらのファイルは,配布管理システムから一括して配布することもできます。
通知できる情報 作成するファイル MACアドレス
- HP-UX以外の場合
/NETMRDS/rdsprm/.SyscnsMacaddrUpload
- HP-UXの場合
/var/opt/NETMDMW/rdsprm/.SyscnsMacaddrUpload
コンピュータ名※
- HP-UX以外の場合
/NETMRDS/rdsprm/.ReportCompNm
- HP-UXの場合
/var/opt/NETMDMW/rdsprm/.ReportCompNm
- 注※
- システム構成情報のホスト名が通知されます。
- また,次に示すシステムには,16文字以上のホスト名は通知しないでください。
- UNIX版JP1/NETM/DM Manager
- バージョン08-50以前のWindows版JP1/NETM/DM Manager
- バージョン08-50以前のWindows版JP1/NETM/DM Client(中継システム)
ファイルを作成する手順の例(HP-UX以外の場合)を示します。次のいずれかを実行します。
- MACアドレス
- > /NETMRDS/rdsprm/.SyscnsMacaddrUpload
- cp /dev/null /NETMRDS/rdsprm/.SyscnsMacaddrUpload
- cat /dev/null > /NETMRDS/rdsprm/.SyscnsMacaddrUpload
- echo > /NETMRDS/rdsprm/.SyscnsMacaddrUpload
- touch /NETMRDS/rdsprm/.SyscnsMacaddrUpload
- コンピュータ名
- > /NETMRDS/rdsprm/.ReportCompNm
- cp /dev/null /NETMRDS/rdsprm/.ReportCompNm
- cat /dev/null > /NETMRDS/rdsprm/.ReportCompNm
- echo > /NETMRDS/rdsprm/.ReportCompNm
- touch /NETMRDS/rdsprm/.ReportCompNm
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