JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

11.9 印刷抑止を解除する

上位のシステム(配布管理システム)から印刷を抑止されていると,クライアントのPCから印刷ができなくなります。印刷を抑止されていると,クライアントのPCのタスクトレイに,印刷抑止状態であることを示すアイコン([図データ])が表示されます。

このように印刷を抑止されている状態でも,一時的に印刷抑止を解除できます。印刷抑止を一時的に解除するには,稼働監視ポリシーを作成するときに設定した印刷抑止解除用のパスワードを入力します。稼働監視ポリシー作成時に,印刷抑止解除用のパスワードが設定されていない場合,印刷抑止は解除できません。

印刷抑止の解除は,クライアントがログオフするまで有効です。ただし,解除中に稼働監視ポリシーが再配布されたり,稼働監視用のサービスが再起動されたりした場合は,ログオフ前でも印刷抑止が有効になります。

印刷抑止を一時的に解除する場合の手順を次に示します。

  1. クライアントのPCのタスクトレイに表示されている,印刷抑止アイコンをダブルクリックする。
    [印刷抑止解除]ダイアログボックスが表示されます。[印刷抑止解除]ダイアログボックスが表示されないで,印刷抑止中のメッセージが表示された場合は,印刷抑止解除用のパスワードが設定されていないため,印刷抑止を解除できません。
  2. 印刷抑止解除用のパスワードを入力する。
    パスワードは,稼働監視ポリシーを作成した管理者に確認してください。
  3. [OK]ボタンをクリックする。
    印刷抑止が解除されたことを示すメッセージが表示されて,印刷抑止が解除されます。