JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

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8.4.8 あて先の詳細情報を表示する方法

[ジョブ実行状況]ウィンドウで指定したホストの,インベントリ情報を簡単に表示できます。これによって,ジョブがエラーになったクライアントの使用者名と内線番号を表示して連絡したり,OSやメモリ容量などのシステム情報を確認したりできます。

また,インベントリビューアを使用して,氏名と内線番号,OSとメモリ容量など,すぐに知りたい情報項目だけを表示テンプレートに保存しておくと,あて先のインベントリ情報をさらに簡単に表示できます。インベントリビューアを使って表示テンプレートを作成する方法については,「4.3 インベントリ情報を表示する」および「4.4 テンプレートを利用して表示および集計する」を参照してください。

なお,ジョブを削除中のホストのインベントリ情報は表示できません。また,次の方法でジョブのあて先を指定した場合,ホスト識別子を持つホストのインベントリ情報も表示できません。

次に,[ジョブ実行状況]ウィンドウから,指定したホストのインベントリ情報を表示する方法を説明します。

  1. [ジョブ実行状況]ウィンドウで,[表示]−[指定された情報のみ表示]を選択する。
  2. インベントリ情報を表示したいホストを選択する。

    図8-48 [ジョブ実行状況]ウィンドウ

    [図データ]

  3. 右クリックして表示されるメニューから[あて先の詳細情報の表示]−[テンプレートを指定して実行]を選択する。
    サブメニューには,あらかじめインベントリビューアで作成されているテンプレート名が表示されます。
  4. [テンプレートを指定して実行]のサブメニューからテンプレートを選択する。
    インベントリビューアが起動し,テンプレートの設定に従って,指定されたホストの情報が表示されます。

    図8-49 インベントリビューア

    [図データ]

なお,[テンプレートを指定して実行]を選択する代わりに[条件の設定から実行]を選択し,表示ウィザードに従って表示項目を設定したあと,ホストのインベントリ情報を表示することもできます。表示ウィザードで表示条件を設定する方法については,「4.3 インベントリ情報を表示する」を参照してください。