JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

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6.2.9 印刷操作のログ取得および抑止の設定

印刷操作の履歴を取得するかどうか,および印刷を抑止するかどうかを設定します。

図6-22 [ソフトウェア稼働監視ポリシーの編集]ダイアログボックス(印刷操作のログ取得および抑止の設定)

[図データ]

ログを取得する
印刷操作の履歴を取得するかどうかを設定します。デフォルトでは,チェックボックスはオフになっています。このチェックボックスをオンにすると,クライアントのPCから印刷した履歴が取得されます。また,印刷を抑止している場合,印刷を抑止した履歴,および印刷抑止を解除した履歴も取得されます。
印刷を抑止する
クライアントの印刷を抑止するかどうかを設定します。デフォルトでは,チェックボックスはオフになっています。このチェックボックスをオンにすると,クライアントのPCのタスクトレイにアイコン([図データ])が表示されて,印刷できなくなります。また,印刷が抑止された場合に,JP1イベントを発行する設定にしていると,JP1イベントを発行します。
印刷許可パスワードを指定する
印刷を抑止されているクライアントのPCで,一時的に抑止を解除したい場合に入力するパスワードを設定できます。「印刷を抑止する」のチェックボックスをオンにした場合に活性化します。デフォルトでは,チェックボックスはオフになっています。パスワードは1〜30バイトの半角英数字で指定します。大文字と小文字は区別されます。
なお,全角で入力したパスワードを文字変換で半角にした場合,パスワードは入力されません。パスワードは,あらかじめ半角で入力する必要があります。
ネットワーク共有プリンタ環境で,Windows Vista以降のOSのクライアント,または「Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有」をインストールしていないクライアントが存在する
稼働監視ポリシーの配布先に,次に示すクライアントが存在する場合で,ネットワーク共有プリンタを使用しているときは,このチェックボックスをオンにします。
  • OSがWindows Vista以降
  • 「Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有」がインストールされていない
このチェックボックスをオンにすると,この条件に合致するクライアントの印刷操作の履歴を取得,または印刷を抑止できます。
デフォルトでは,このチェックボックスはオフになっています。「ログを取得する」または「印刷を抑止する」のチェックボックスをオンにした場合に活性化します。
なお,このチェックボックスがオンとオフの場合で注意事項が異なります。注意事項の詳細については,マニュアル「導入・設計ガイド」の「2.5.4 印刷の抑止」を参照してください。