JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)
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稼働時間を取得するソフトウェアを設定します。ソフトウェアの稼働時間を取得する場合は,必ず設定してください。
図6-17 [ソフトウェア稼働監視ポリシーの編集]ダイアログボックス(稼働時間の取得の設定)
![[図データ]](FIGURE/ALT0171.GIF)
- ソフトウェア一覧
- クライアントで稼働時間を取得するソフトウェアと,ソフトウェアに含まれるプログラムがツリー形式で表示されます。ソフトウェアは
,ソフトウェアに含まれるプログラムは
のアイコンで表示されます。
- ソフトウェアに含まれるプログラムの構成を,ソフトウェア構成定義と呼びます。ソフトウェアの項目をダブルクリックすると,[ソフトウェア構成定義]ダイアログボックスが表示され,ソフトウェア構成定義を変更できます。
- 「ソフトウェア一覧」に表示されている項目は複数選択できます。ソフトウェアとプログラムを同時に選択した場合,ソフトウェアが選択されているとみなされます。
- [追加]ボタン
- 次のメニューが表示され,それぞれの方法で稼働時間の取得対象とするプログラムを追加できます。
- 手動で設定して追加
- [ソフトウェア情報の設定]ダイアログボックスが表示されます。稼働時間の取得対象とするプログラムのプロパティ情報を指定して,「ソフトウェア一覧」に追加します。
図6-18 [ソフトウェア情報の設定]ダイアログボックス
![[図データ]](FIGURE/ALT0172.GIF)
- ソフトウェア名(必ず指定)
- ソフトウェア名を50バイト以内で指定します。「|」は指定できません。
- ソフトウェアバージョン
- ソフトウェアのバージョンを50バイト以内で指定します。「|」は指定できません。この項目は省略できます。
- プログラム名(必ず指定)
- ソフトウェアに含まれるプログラム名を255バイト以内で指定します。指定できるプログラム名は,次に示す拡張子のアプリケーションです。
- また,次に示す記号は指定できません。
- 「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」
- プログラムバージョン
- プログラムのバージョンを50バイト以内で指定します。「|」は指定できません。この項目は省略できます。
- プログラム言語
- プログラムの言語を選択します。
- ファイルを指定して追加
- [ファイルを開く]ダイアログボックスが表示されます。選択したファイルのプロパティ情報を読み込んで,「ソフトウェア一覧」に追加できます。
- ファイルを選択すると,プロパティ情報が設定された[ソフトウェア情報の設定]ダイアログボックスが表示されます。
- [ソフトウェア情報の設定]ダイアログボックスで設定される項目と,ファイルのプロパティ情報の対応を次に示します。
項番 |
[ソフトウェア情報の設定]ダイアログボックスで設定される項目 |
ファイルのプロパティ情報 |
1 |
ソフトウェア名 |
製品名 |
2 |
ソフトウェアバージョン |
製品バージョン |
3 |
プログラム名 |
ファイル名 |
4 |
プログラムバージョン |
ファイルバージョン |
5 |
プログラム言語 |
言語 |
- プロパティ情報が設定されていない項目は空欄になります。
- ソフトウェアインベントリ辞書から追加
- [ソフトウェアインベントリ辞書からの読み込み]ダイアログボックスが表示されます。JP1/NETM/DMのソフトウェアインベントリ辞書を読み込んで,[ソフトウェア情報の設定]ダイアログボックスを設定します。条件を指定して追加するプログラムを絞り込むこともできます。条件の指定方法については,「3.2.5(2) 特定のソフトウェアだけを表示する」を参照してください。
- ソフトウェアインベントリ辞書から追加する場合は,ソフトウェアインベントリ辞書での「ソフトウェア名称」と「ファイル名」だけが読み込まれます。「ソフトウェア名称」がないときは,「ファイル名」がソフトウェア名として読み込まれます。
- [変更]ボタン
- 「ソフトウェア一覧」で選択したプログラムの設定を変更できます。
- [削除]ボタン
- 「ソフトウェア一覧」で選択したソフトウェア構成定義およびプログラムを削除します。ソフトウェア構成定義に複数のプログラムが含まれる場合,一部のプログラムだけ選択して削除することもできます。ソフトウェア構成定義内のすべてのプログラムを削除した場合は,ソフトウェア構成定義も削除されます。
なお,JP1/NETM/Asset Information Managerと連携している場合,JP1/NETM/Asset Information Managerの画面から,ソフトウェアの稼働状況とあわせてソフトウェアのインストール台数も確認できます。JP1/NETM/Asset Information Managerでソフトウェアのインストール台数を正しく表示するためには,ソフトウェア構成定義に指定する「ソフトウェア名」および「ソフトウェアバージョン」を,次に示す情報と一致させる必要があります。
- JP1/NETM/DMのインストールパッケージ情報から取得するソフトウェアの場合
パッケージ名称およびパッケージのバージョン
- JP1/NETM/DMのソフトウェアインベントリ情報から取得するソフトウェアの場合
ソフトウェアインベントリ辞書でのソフトウェア名称およびソフトウェアバージョン
- <この項の構成>
- (1) ソフトウェア構成定義の内容を変更する
- (2) 稼働時間の取得設定時の注意事項
(1) ソフトウェア構成定義の内容を変更する
「ソフトウェア一覧」に表示されているソフトウェアの項目をダブルクリックすると,[ソフトウェア構成定義]ダイアログボックスが表示されます。[ソフトウェア構成定義]ダイアログボックスでは,ソフトウェアに含まれるプログラムを追加したり,削除したりできます。
なお,ソフトウェア構成定義に設定できるプログラム数は,すべてのソフトウェア構成定義の合計で500個までです。
図6-19 [ソフトウェア構成定義]ダイアログボックス
![[図データ]](FIGURE/ALT0173.GIF)
- ソフトウェア名
- ソフトウェア名を50バイト以内で指定します。「|」は指定できません。
- ソフトウェアバージョン
- ソフトウェアのバージョンを50バイト以内で指定します。「|」は指定できません。
- [追加]ボタン
- 「手動で設定して追加」および「ファイルを指定して追加」から,ソフトウェア構成定義にプログラムを追加できます。
- [変更]ボタン
- 選択したプログラムの設定を変更できます。
- [削除]ボタン
- 選択したプログラムを削除します。なお,プログラムをすべて削除すると,ソフトウェアの項目も削除されます。
(2) 稼働時間の取得設定時の注意事項
- 起動後すぐに終了するプログラムは,稼働時間を取得する前にプログラムが終了してしまうため,稼働時間を取得できない場合があります。
- ソフトウェア構成定義に含まれるプログラムを変更して稼働監視ポリシーをクライアントに再度適用する場合,当日中に新しい稼働監視ポリシーで取得した稼働時間に,変更前の稼働監視ポリシーで取得した稼働時間が加算されることがあります。
- 稼働時間は,バージョンが08-10以降のクライアントから取得できます。バージョンが08-02以前のクライアントに,稼働時間の取得だけを設定したポリシーを適用した場合,ジョブは成功しますが,稼働時間は取得されません。
- プログラムバージョンは,ファイルのプロパティに表示される「ファイルバージョン」であり,OSによって値が異なることがあります。プログラムバージョンを設定する際は,稼働監視ポリシーを適用するクライアントと同じOSで取得した値を入力してください。自動的にプログラムバージョンを取得した場合で,取得結果がクライアントのOSで表示される値と異なるときは,手動でファイルバージョンを変更してください。
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