JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

3.3.5 ユーザインベントリ情報のCSV形式ファイル入力

ユーザインベントリ情報はクライアントで入力するほかに,配布管理システム側で入力することもできます。配布管理システム側でユーザインベントリ情報を入力する場合,ユーザインベントリ情報をCSV形式のファイルで入力します。CSV形式のファイルは,CSV出力ユティリティで出力したファイルを利用できます。なお,この機能を利用できるのは,ユーザ資産情報のテンプレートで出力したCSV形式ファイルだけです。ユーザ資産情報のテンプレートで出力できる項目については,「9.1.1 CSV形式ファイルに出力できる項目」を参照してください。

<この項の構成>
(1) 配布管理システムで入力するユーザインベントリ情報について
(2) 配布管理システムでのユーザインベントリ情報の入力方法
(3) CSV形式ファイルでユーザインベントリ情報を入力する場合の注意事項

(1) 配布管理システムで入力するユーザインベントリ情報について

(a) 情報を更新する場合

CSV形式ファイルを入力すると,CSV形式ファイルに記述された情報をすべて処理します。変更がない情報についても処理されるため,更新処理の時間が長くなる場合もあります。CSV形式ファイルには,更新が必要な情報だけを記述することをお勧めします。

(b) 新規項目について

CSV形式ファイルに新規のユーザインベントリ項目を追加しても,データベースには反映されません。

(2) 配布管理システムでのユーザインベントリ情報の入力方法

次に,配布管理システムでユーザインベントリ情報を入力する方法を示します。

  1. CSV出力ユティリティで,ユーザインベントリ情報を出力する。
  2. 出力したファイルを編集する。
  3. リモートインストールマネージャで,[ファイル]−[CSVファイル入力]を選択する。
    [CSVファイル入力]ダイアログボックスが表示されます。
  4. 入力するファイルを選択して,[実行]ボタンをクリックする。
    CSV形式ファイルが入力されます。

(3) CSV形式ファイルでユーザインベントリ情報を入力する場合の注意事項

CSV形式ファイルでユーザインベントリ情報を入力するときの注意事項を次に示します。