JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[用語]](FIGURE/GLOSS.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
3.2.4 ソフトウェア検索リストの作成方法
ユーザ指定検索リストを新規に作成する方法を次に示します。
- [管理情報リスト]ウィンドウで,[ファイル]−[検索リストの新規作成]を選択する。
[ソフトウェア検索リスト一覧]ダイアログボックスが表示されます。初期状態では,[ユーザ指定検索リスト]パネルが表示されます。
図3-19 [ユーザ指定検索リスト]パネル
![[図データ]](FIGURE/INV0170.GIF)
- [追加]ボタンをクリックする。
[ソフトウェア検索リストの編集]ダイアログボックスが表示されます。
図3-20 [ソフトウェア検索リストの編集]ダイアログボックス
![[図データ]](FIGURE/INV0180.GIF)
検索対象にするソフトウェアの情報を登録します。次の項目は必ず指定してください。
- プログラム名称
半角で1〜50文字(全角で1〜25文字)で指定します。「\」および「;」は使用できません。
- パッケージ識別ID
半角で1〜44文字で指定します。使用できる文字は,「A」〜「Z」,「0」〜「9」,「_」および「-」です。
- ファイル名
半角で1〜256文字(全角で1〜128文字)で指定します。「\」および「;」は使用できません。
なお,[参照]ボタンをクリックしてファイルを指定すると,ソフトウェアの情報が自動的に設定されます。このとき,「最終更新時間」は配布管理システムのローカル時間で設定されます。
- [追加]ボタンをクリックする。
設定した項目が[ユーザ指定検索リスト]パネルに追加されます。続けて項目を追加できます。
- [終了]ボタンをクリックする。
設定を保存して[ソフトウェア検索リストの編集]ダイアログボックスが閉じます。
- [保存]ボタンをクリックする。
[検索リスト名の設定]ダイアログボックスが表示されます。
- 名前を指定し[OK]ボタンをクリックする。
設定した内容を保存して[ソフトウェア検索リスト一覧]ダイアログボックスが閉じます。作成した検索リストは,[管理情報リスト]ウィンドウに表示されます。
ユーザ指定検索リストは,[ソフトウェア検索リスト一覧]ダイアログボックスで作成するほかに,検索リストの項目を設定したファイルから作成することもできます。また,[管理情報リスト]ウィンドウに表示されているユーザ指定検索リストをファイルに出力することもできます。
ユーザ指定検索リストのファイル形式を次に示します。検索リストは,検索対象のソフトウェアごとに1行で以下の形式の情報を設定します。ファイルはテキスト形式です。
1カラム目に「#」を付けると,その行はコメントとみなされます。
- 形式
- 情報マップ;プログラム識別子;ファイル名;パッケージ識別ID;[バージョン];製品名;[ファイル最終更新時間];[ファイルサイズ];[世代番号]
- 説明
- ●情報マップ(必ず指定)
- 必ず半角で「001」を設定します。
- ●プログラム識別子(必ず指定)
- プログラム識別子を半角で次のように設定します。
- P:日立プログラムプロダクト
- I:他社ソフトウェア
- スペース:ユーザプログラム,データ
- 上記以外の指定は,未指定と見なします。
- ●ファイル名(必ず指定)
- 検索対象のソフトウェアを構成するファイルのうちの1ファイルを,半角で256文字(全角で128文字)以内で指定します。検索をより正確に行うため,ファイル名には検索対象のソフトウェアの特徴的なファイルを設定することをお勧めします。
- ●パッケージ識別ID(必ず指定)
- 各ソフトウェアについてユニークな文字列を,44文字以内で指定します。使用できる文字は,半角の「A」〜「Z」,「0」〜「9」および「-」です。ユーザ指定検索リストに新規のソフトウェアの情報を登録する場合,標準検索リストで使用されていないものを指定してください。また,プログラムについては次のように指定することをお勧めします。
- 日立プログラムプロダクトの場合
製品型名(例:P-2442-1314など)
- 他社ソフトウェアの場合
「(会社)-(製品名)」の形式
- ●バージョン
- 検索対象のソフトウェアのバージョンを,6文字以内で設定します。使用できる文字は,半角の「A」〜「Z」,「0」〜「9」および「/」です。もし設定されていない場合,検索対象ファイルのバージョンリソースからバージョンを取得します。バージョンを取得できないときは,自動的に「0000」が設定されます。
- ●製品名(必ず指定)
- 検索対象ソフトウェアの名称を,半角で50文字(全角で25文字)以内で指定します。ただし,半角の「\」は使用できません。
- ●ファイル最終更新時間
- 「ファイル名」で設定したファイルの最終更新時間を設定します。検索対象のソフトウェアのバージョンが複数ある場合に設定します。
- 「YYYY/MM/DD/hh/mm/ss」の形式で,必要な項目まで設定してください。
- YYYY :年(西暦)(1900〜2100)
- MM :月(01〜12)
- DD :日(01〜31)
- hh :時間(00〜23)
- mm :分(00〜59)
- ss :秒(00〜59)
- (例)
- 2000年8月1日11時に作成したファイル:2000/08/01/11
- ●ファイルサイズ
- 「ファイル名」で設定したファイルのファイルサイズをバイト単位で設定します。検索対象のソフトウェアのバージョンが複数ある場合に設定します。ファイルサイズは,最大10けたで,0〜2,147,483,647を設定してください。
- ●世代番号
- 検索対象ソフトウェアの世代番号を4文字以内で設定します。使用できる文字は,半角の「A」〜「Z」,および「0」〜「9」です。設定されていない場合は,自動的に「0000」が設定されます。
- 指定例
001;I;ldcm.exe;LANDESK-CLIENT-MANAGER;0331;LANDesk Client Manager;2007/08/03/15/48;866304;
検索リストの項目を設定したファイルから,ユーザ指定検索リストを作成する手順を次に示します。
- [管理情報リスト]ウィンドウで,[ファイル]−[ファイルから作成]を選択する。
[検索リストの読み込み]ダイアログボックスが表示されます。
- ファイルを選択し,[OK]ボタンをクリックする。
[検索リスト名の設定]ダイアログボックスが表示されます。
- 名前を指定し[OK]ボタンをクリックする。
指定したファイルを読み込んで,検索リストが作成されます。
ファイルの記述内容に誤りがあった場合は,エラーの個所を示すダイアログボックスが表示されます。ファイルを修正したあと,再度実行してください。
[管理情報リスト]ウィンドウに表示されているユーザ指定検索リストの内容をファイルに出力する手順を次に示します。
- [管理情報リスト]ウィンドウで,出力したいユーザ指定検索リストを選択する。
- [ファイル]−[ファイルへ保存]を選択する。
[検索リストの保存]ダイアログボックスが表示されます。
- ファイル名を設定し,[OK]ボタンをクリックする。
ユーザ指定検索リストの内容がファイルに出力されます。
ファイル検索の結果を,ユーザ指定検索リストに反映することができます。ファイル検索で作成されたソフトウェアインベントリ辞書で管理対象としたソフトウェアについて,インポートしてファイルを作成する方法です。次に作成方法を示します。
- [ユーザ指定検索リスト]パネルで[辞書からインポート]ボタンをクリックする。
[辞書からインポート]ボタンは,ユーザ指定検索リストの一覧が空の場合だけ活性化されます。
なお,インポートするソフトウェアインベントリ辞書が次に示す状態のときは,ボタンをクリックしてもエラーになります。ソフトウェアインベントリ辞書を編集してください。
- 管理対象のソフトウェアが一つも設定されていない場合
- 空の場合
- ソフトウェア名称が一つも設定されていない場合
登録済みのユーザ指定検索リストの項目を編集する方法を次に示します。
- [ユーザ指定検索リスト]パネルで編集したい項目を選択する。
- [変更]ボタンをクリックする。
[ソフトウェア検索リストの編集]ダイアログボックスが表示されます。
- 登録内容を編集する。
[ソフトウェア検索リストの編集]ダイアログボックスで,登録内容を編集してください。
- [追加]ボタンをクリックする。
編集した内容が,ユーザ指定検索リストに反映されます。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2009, 2013, Hitachi, Ltd.
Copyright, patent, trademark, and other intellectual property rights related to the "TMEng.dll" file are owned exclusively by Trend Micro Incorporated.