JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)
ユーザプログラムをリモートインストールする場合,基本的にはファイルのコピーだけでインストールが完了します。しかし,例外的に,ファイルのコピーだけでは動作しないプログラムもあります。例えば,実行環境でコンパイルする必要のある(実行環境にあるライブラリと結合しなければならない)プログラムをリモートインストールする場合,転送するファイルはプログラムのソースまたはオブジェクトになります。
このような場合に備え,JP1/NETM/DMでは,インストール直後に外部プログラムを起動させる機能を提供しています。インストール直後に起動させる外部プログラムとして,コンパイルのためのコマンド(例えば,Microsoft社のVisual C++を使用しているのであれば,NMAKE.EXEコマンド)を指定することで,上記のような例外的な運用に対応できます。
インストール直後に起動させる外部プログラムは,パッケージャの[JP1/NETM/DM パッケージング]ダイアログボックス,またはリモートインストールマネージャの[インストール条件の変更]ダイアログボックスの,[外部プログラム]パネルで指定します。
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