JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

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2.3.2 [パッケージ]パネルの設定

リモートインストールジョブを作成する場合,[ジョブの作成]ダイアログボックスの[パッケージ]パネルで,リモートインストールするパッケージを設定します。

図2-48 [パッケージ]パネル

[図データ]

[パッケージ]パネルでは次の操作ができます。

なお,リモートインストールするパッケージを複数設定した場合は,マニュアル「導入・設計ガイド」の「2.9.7 ジョブの実行順序」を参照してください。

<この項の構成>
(1) パッケージの追加
(2) パッケージの削除
(3) インストール条件の変更
(4) スケジュールの一括設定

(1) パッケージの追加

[パッケージ]パネルで[追加]ボタンをクリックすると,[パッケージの追加]ダイアログボックスが表示されます。[パッケージの追加]ダイアログボックスは,見やすいサイズに変更できます。サイズを変更した場合,次回から変更したサイズで表示されます。

図2-49 [パッケージの追加]ダイアログボックス

[図データ]

このダイアログボックスで,追加するパッケージを指定します。「キャビネット」および「パッケージ」枠から,追加するパッケージを[>][->>]ボタンで「選択したパッケージ」枠に移動し,[OK]ボタンをクリックしてください。[パッケージ]パネルにパッケージが追加されます。

(2) パッケージの削除

[パッケージ]パネルで削除するパッケージを選択し[削除]ボタンをクリックします。

(3) インストール条件の変更

[パッケージ]パネルで[変更]ボタンをクリックすると,[インストール条件の変更]ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは,パッケージング時に設定したパッケージのインストール条件を,参照または変更できます。

図2-50 [インストール条件の変更]ダイアログボックス

[図データ]

[インストール条件の変更]ダイアログボックスには,パッケージの種別に応じたパネルが表示されます。このパネルは,パッケージャの[JP1/NETM/DM パッケージング]ダイアログボックスに表示されるものと同じです。設定内容については,「2.2 パッケージの詳細設定」を参照してください。ただし,次に示す項目は,参照だけで,変更はできません。

「同じパッケージがあったら上書き」の設定
この項目を設定すると,クライアントに配布するパッケージと同じ名称のソフトウェアがインストールされていた場合に,インストール済みのソフトウェアを上書きしてパッケージをインストールします。
ただし,「同じパッケージがあったら上書き」チェックボックスをオンにすると,すでに同じパッケージがあて先に配布されているかいないかに関係なく,パッケージが送信されます。したがって,不要なネットワークトラフィックの増加を避けるため,次の場合にだけ使用してください。
  • 配布済みのパッケージを上書きする必要がある場合
  • 配布したパッケージをアンインストールするなどして削除してしまったあと,再度そのパッケージを配布したい場合
    この場合,設定しないとパッケージをインストールできません。
なお,「同じパッケージがあったら上書き」を設定すると,バージョンが同じでも内容が異なるソフトウェアを上書きインストールできるため,JP1/NETM/DMのインストールパッケージ情報のバージョン管理ができなくなります。

(4) スケジュールの一括設定

[パッケージ]パネルで[オプション]ボタンをクリックすると,[インストール条件の一括設定]ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは,パッケージのインストール条件のうち,スケジュールに関する情報を,すべてのパッケージに対して一括して設定できます。

図2-51 [インストール条件の一括設定]ダイアログボックス

[図データ]

このダイアログボックスの指定内容は,[インストール条件の変更]ダイアログボックスの[スケジュール]パネルと同じです。