JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)
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リモートインストール後のファイルのアクセス権および所有者を,どのように決めるか選択します。リモートインストール先がWindows MeまたはWindows 98の場合(FATファイルシステムまたはHPFSの場合),ファイル属性の設定は無効になります。このパネルは,パッケージ種別が「他社ソフトウェア」または「ユーザプログラム,データ」のときだけ表示されます。
図2-17 [ファイル属性]パネル
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- インストール先のアクセス権/所有者と同じ
- パッケージのリモートインストール先ディレクトリのアクセス権と所有者に合わせて,新しいファイルが作成されます。ただし,パッケージングするディレクトリが,リモートインストール先ディレクトリ下にすでに存在していた場合,そのディレクトリは既存ディレクトリの属性を引き継ぎます。
- リモートインストール先がUNIX版JP1/NETM/DM Clientの場合,この設定を有効にするには,UNIX版JP1/NETM/DM Client上でアクセス権設定ファイルを作成する必要があります。ファイル属性有効化ファイルの作成方法については,マニュアル「JP1 Version 9 JP1/NETM/DM Client(UNIX(R) 用)」を参照してください。
- なお,ファイル属性有効化ファイルを作成しないと,「JP1/NETM/DMの標準値(アクセス権/所有者)と同じ」を選択したときと同様のファイル属性が設定されます。
- JP1/NETM/DMの標準値(アクセス権/所有者)と同じ
- JP1/NETM/DMの標準のアクセス権と所有者が設定されます。設定される値は次のとおりです。
- リモートインストール先がWindows 8,Windows 7,Windows Server 2012,Windows Server 2008,Windows Vista,Windows Server 2003,Windows XP,またはWindows 2000の場合
- フォルダおよびファイルのアクセス権
Administrators:フルコントロール
SYSTEM:フルコントロール
Everyone:読み取りと実行
- フォルダおよびファイルの所有者:Administrators
- リモートインストール先がWindows NT 4.0の場合
- フォルダおよびファイルのアクセス権
Administrators:フルコントロール
CREATOR OWNER:フルコントロール(フォルダのときだけ)
SYSTEM:フルコントロール
Everyone:読み取り
- フォルダおよびファイルの所有者:Administrators
- リモートインストール先がUNIXの場合
- ファイルモード:700(スーパーユーザの権限を持つユーザだけが読み書きできます)
- 所有者:root
- グループ:sys
- パッケージング元のアクセス権/所有者と同じ
- パッケージング元のアクセス権と所有者が,インストール先に復元されます。パッケージングするファイルまたはディレクトリが,Windows MeまたはWindows 98にある場合(FATファイルシステムまたはHPFSにある場合)は,指定できません。
- リモートインストール先がUNIX版JP1/NETM/DM Clientの場合,この設定は無効です。指定した場合,「JP1/NETM/DMの標準値(アクセス権/所有者)と同じ」を選択したときと同様のファイル属性が設定されます。
- 注意
- 「パッケージング元のアクセス権/所有者と同じ」をインストール先に設定したい場合は,パッケージングするファイルおよびディレクトリの所有者が,Administratorsである必要があります。Windows XPでは,ファイルおよびディレクトリの所有者のデフォルトはログオンユーザです。パッケージングする前に所有者をAdministratorsに変更する必要があるので注意してください。また,Windows Server 2012,Windows Server 2008,Windows Server 2003,Windows 2000,およびWindows NT 4.0でも,ファイルおよびディレクトリの所有者がAdministratorsであることを確認してからパッケージングしてください。
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