JP1/Performance Management - Agent Option for Virtual Machine

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7.2.5 パフォーマンスデータの収集と管理について

Performance Managementのパフォーマンスデータの収集と管理に関するトラブルの対処方法を次に示します。

<この項の構成>
(1) データの保存期間を短く設定したにもかかわらず,PFM - AgentのStoreデータベースのサイズが小さくならない
(2) 共通メッセージログに「Storeデータベースに不正なデータが検出されました」というメッセージが出力される
(3) PFM - Agentを起動してもパフォーマンスデータが収集されない
(4) Record TimeとSampling Timeの時刻が大きく異なる

(1) データの保存期間を短く設定したにもかかわらず,PFM - AgentのStoreデータベースのサイズが小さくならない

Storeバージョン1.0でStoreデータベースのファイル容量がすでに限界に達している場合,データの保存期間を短く設定してもファイルサイズは小さくなりません。この場合,保存期間を短く設定したあと,いったんStoreデータベースをバックアップし,リストアし直してください。

データの保存期間の設定方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,稼働監視データの管理について説明している章を参照してください。また,Storeデータベースのバックアップとリストアの方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,バックアップとリストアについて説明している章を参照してください。

(2) 共通メッセージログに「Storeデータベースに不正なデータが検出されました」というメッセージが出力される

予期しないサービスの停止またはマシンのシャットダウンによって,Storeデータベースに不整合なデータが発生したおそれがあります。次の方法で対処をしてください。

(3) PFM - Agentを起動してもパフォーマンスデータが収集されない

監視対象の仮想環境ごとに確認項目と対処方法を説明します。

(a) VMwareの場合

(b) Hyper-Vの場合

(c) Virtageの場合

(4) Record TimeとSampling Timeの時刻が大きく異なる

Sampling Timeは,監視対象の仮想環境の時刻であるため,通常の運用では若干のずれが生じます。時刻のずれが大きく,運用上問題となる場合には,次の項目を確認してください。

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