uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説
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- データベースの文字コードについて
データベースをUTF-8で構築する場合は，データベースをShift_JISで構築した場合に比べて，格納できる文字数が少なくなる場合があります。データベースをUTF-8で構築する場合は，入力データがカラムサイズをオーバーしないように注意してください。
該当例
- ［帳票登録］画面の「頭文字（ソート用）」の入力文字数
データベースをShift_JISで構築した場合，「頭文字（ソート用）」の項目は64文字まで入力できますが，データベースをUTF-8で構築した場合は，32文字を超えて入力したとき（入力文字列がUTF-8で128バイトを超える場合）にSQLエラーが発生することがあります。
- データベースをShift_JISの環境からUTF-8の環境に移行する
例えば，Windows環境（DB：Shift_JIS）からLinux環境（DB：UTF-8）へ移行する場合，同じ文字列でもShift_JIS（1文字1バイトまたは2バイト）とUTF-8（1文字1バイト〜4バイト）でデータベースに格納時のサイズが変わります。そのため，Shift_JIS環境では格納できた文字列が，UTF-8環境ではカラムの最大長を超えることがあります。「付録D.3 BLCMASTERデータベース」および「付録D.4 BLCDIRSデータベース」のカラム名一覧で，データ型がMVARCHARのカラムが該当します（マルチバイト文字が格納されるカラムです）。
- BLCのテーブル名およびカラム名の文字列について
BLCのテーブルは，HiRDB，Oracle，およびSQL Serverのサポートするすべてのデータベースサーバで，テーブル名およびカラム名を大文字で作成します。
これは，SQL Serverではテーブル名およびカラム名の大文字と小文字が区別されますが，HiRDBおよびOracleではすべて大文字として扱われるためです。
SQL Serverで大文字と小文字を区別して動作させる場合は，SQL文およびCSCIWのビジネスプロセス定義や振り分けルール定義の評価SQLのテーブル名およびカラム名は大文字で指定してください。
- SQL ServerのQUOTED_IDENTIFIERオプションについて
SQL ServerのQUOTED_IDENTIFIERオプションは，デフォルト値のON（識別子を半角ダブルクォーテーションで区切ることができる）を指定してください。OFFは指定できません。
これは，CSCIWでSQL ServerのQUOTED_IDENTIFIERオプションが，識別子を半角ダブルクォーテーションで区切ることを動作の前提としているためです。
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