uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説
ストリングリソースプロパティファイルは,BLC実行環境の各ページで表示するテキストリソースをカスタマイズするファイルです。テキストリソースの用途を十分理解した上で,カスタマイズしてください。
ストリングリソースの一覧は,「付録E.2 ストリングリソースプロパティファイル」を参照してください。
ストリングリソースプロパティファイルの構成を次に示します。
カスタマイズする前に,ストリングリソースプロパティファイルをバックアップ用に,コピーしておいてください。
ストリングリソースの取得は,BLCSTRPortalクラスのメソッドを使用します。BLCSTRPortalクラスについては,マニュアル「uCosminexus 電子フォームワークフロー APIリファレンス」の「BLCSTRPortalクラス」の説明を参照してください。
ストリングリソースプロパティファイルのファイル名は,「BLCstringResourcePortal.properties」です。BLCstringResourcePortal.propertiesファイルは,アプリケーションサーバの次のディレクトリに格納されています。
ストリングリソースプロパティファイル内の記述形式を次に示します。
IdとResource Textは,"="(半角)で区切ります。Resource Text部に"="が含まれていても,テキストの一部と解釈され,区切りの"="とはみなされません。また,区切りの"="の前後に半角スペースが入力されている場合は無視されますが,Resource Text部に半角スペースを入力した場合は有効となります。ただし,Resource Text部に半角スペースを連続して入力した場合は,ブラウザによって無視されることがあります。
共通クラス(BLCCommonクラス)で提供するメソッドを使用すると,半角スペースをHTMLエンコードできます。ただし,HTMLエンコードした場合,ブラウザから印刷した結果に問題が確認されています。半角スペースのHTMLエンコードは,BLCプロパティファイルでオプション化できます。BLCプロパティファイルについては,「付録E.1 BLCプロパティファイル」を参照してください。
ストリングリソースプロパティファイルは,Unicodeコード文字エンコーディングされた値で構成されたファイルである必要があります。
ストリングリソースプロパティファイルをカスタマイズする場合,一度ネイティブコードのテキストファイルに変換し,テキストファイルを編集します。編集したテキストファイルをUnicodeコード文字エンコーディングされた値で構成されたファイルに変換すると,編集した内容が有効になります。
変換には,Cosminexusに付属のJDKコマンド(native2asciiコマンド)を使用します。native2asciiコマンドの実行例を次に示します。
操作手順
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