uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説

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4.6.1 画面の構成(送信ログの参照)

処理した案件の一覧を表示する[送信ログ]画面,および詳細な案件の履歴を表示する[案件履歴]画面の構成を説明します。

<この項の構成>
(1) [送信ログ]画面の構成
(2) [案件履歴]画面の構成

(1) [送信ログ]画面の構成

[送信ログ]画面を次に示します。

[図データ]

[送信ログ]画面の構成を説明します。

[削除]メニュー
[削除]チェックボックスで選択した送信ログが削除されます。
[再表示]メニュー
画面を最新の情報に更新します。
なお,[再表示]メニューは日時表示の横にも表示されます。
YYYY年MM月DD日 hh:mm:ss 現在
画面を表示した日時が表示されます。
先頭
一覧の先頭ページが表示されます。
先頭ページが表示されている場合は選択できません。
前頁
表示されている一覧の一つ前のページが表示されます。
先頭ページが表示されている場合は選択できません。
l-n/m
l:表示ページの先頭の業務が何件目かが表示されます。
n:表示ページの最後の業務が何件目かが表示されます。
m:全体の業務の件数が表示されます。
次頁
表示されている一覧の次のページが表示されます。
最終ページが表示されている場合は選択できません。
最終
一覧の最終ページが表示されます。
最終ページが表示されている場合は選択できません。
送信ログの一覧
指定した作業者(テンプレートでは実行ユーザ)の処理した案件の一覧が表示されます。
1ページに表示される送信ログの件数は,デフォルトで最大50件です。
表示項目名(リストの列の内容を示すラベル)のアンカーをクリックすると,その表示項目の内容をキーとして,一覧がソートされます。キーとされている項目には,項目名の横に次のシンボルが表示され,1件目から表示されます。
△:昇順で表示されている場合
▽:降順で表示されている場合
なお,デフォルトでは処理日時でソートされます。
[削除]チェックボックス
削除する送信ログを選択するか,または選択を解除します。
[申請ID]アンカー
指定した作業者(テンプレートでは実行ユーザ)が処理した案件の申請IDが表示されます。申請IDのアンカーをクリックすると該当する申請IDの案件の[案件履歴]画面が表示されます。
業務名称
案件が所属する業務の名称が表示されます。
案件状態
案件の現在の状態が表示されます。
ただし,申請IDと一致する案件をBLC_INBOX_Tテーブルから取得して,その案件のBLC_INBOX_TテーブルのNMSTATUSカラムの値が表示されます。
NMSTATUSカラムの値がCSCIWの案件状態と一致しない場合があります。
<例>
  • 帳票ジェネレータ(BLSG)機能の[業務完了指示作業選択]ダイアログで,業務完了指示を行う作業が設定されていない場合,CSCIWのシンクまで遷移した案件の状態が,処理中として表示されます。
  • 次ノードがシンクノード以外の作業に対して,帳票ジェネレータ(BLSG)機能の[業務完了指示作業選択]ダイアログで,業務完了指示を行う作業として設定された場合,CSCIWでは処理中の案件が完了状態として表示されます。
処理日時
指定した作業者(テンプレートでは実行ユーザ)が,案件を最後に処理した日時が表示されます。
最終作業者氏名
案件を現在所有する作業者の氏名が表示されます。ただし,案件がシンクノードまで遷移している場合は,最後に処理した作業者の氏名が表示されます。
申請IDと一致する案件をBLC_INBOX_Tテーブルから取得して,その案件のBLC_INBOX_TテーブルのNMPARTICIPANTカラムの値が表示されます。
NMPARTICIPANTカラムの値がCSCIWの所有者の氏名と一致しない場合があります。
<例>
最終作業者組織略称
案件を現在所有する作業者が所属する組織の略称が表示されます。
ただし,案件がシンクノードまで遷移している場合は,最後に処理した作業者が所属する組織の略称が表示されます。
申請IDと一致する案件をBLC_INBOX_Tテーブルから取得して,その案件のBLC_INBOX_TテーブルのNMPARBELONGTOカラムの値が表示されます。
NMPARBELONGTOカラムの値がCSCIWの案件の所有者が所属する組織の略称と一致しない場合があります。
<例>
申請者氏名
案件の申請者の氏名が表示されます。
申請者組織略称
案件の申請者が所属する組織の略称が表示されます。
開始日時
案件の開始日時が表示されます。
前回作業者氏名
前回の作業を実施した作業者の氏名が表示されます。
前回作業者組織略称
前回の作業者が所属する組織の略称が表示されます。
前回作業日時
前回の作業が実施された日時が表示されます。
項目値1〜項目値10
これらの項目は,デフォルトでは表示されません。
カスタマイズによって追加された項目の値が表示されます。

(2) [案件履歴]画面の構成

[案件履歴]画面を次に示します。

[図データ]

[案件履歴]画面の構成を説明します。

[送信ログ]メニュー
ワークフローポートレットの表示領域に送信ログが一覧で表示([送信ログ]画面)されます。
[内容確認]メニュー
別ウィンドウに帳票が表示されます。帳票には,帳票の詳細な内容が表示されます。
[申請]メニュー
[申請]メニューはEUR Form連携帳票の場合だけ表示されます。
送信ログの内容が複写された帳票が起動します。帳票から帳票の申請を実行できます。
YYYY年MM月DD日 hh:mm:ss 現在
画面を表示した日時が表示されます。
[再表示]メニュー
画面を最新の情報に更新します。
業務名称
ビジネスプロセスの名称が表示されます。
申請ID
申請IDが表示されます。
案件の履歴
作業名
先頭には「申請」が表示され,その下からは完全作業名が表示されます。
処理者
処理者の氏名と所属略称が表示されます。
処理日時
完了した作業は,完了した順に表示されます。
完了していない作業は,作業の発生した順に表示されます。年月日の値は「-(半角ハイフン)」と表示されます。

このほか,最終作業の実行処理名や案件の状態を画面に表示させることもできます。最終作業の実行処理名や案件の状態を表示させるには,BLCプロパティファイルをカスタマイズします。詳細は,「付録E.1(4) プロパティ情報一覧」を参照してください。