uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説

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2.2.2 EUR Form連携帳票アプリケーション開発作業手順

ビジネスプロセス定義の作成から,EUR Form連携帳票アプリケーションの運用までの開発の流れを,次に示します。

図2-13 EUR Form連携帳票アプリケーション開発作業の流れ

[図データ]

図の説明
  1. CSCIW-Definerでビジネスプロセス定義を作成します。
    帳票アプリケーションが対応するビジネスプロセス定義を作成します。
    CSCIW-Definerの操作方法については,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow ビジネスプロセス開発ガイド」を参照してください。
  2. uCosminexus EUR Developerを使って,送信ユニット情報の一覧表ファイルおよびEUR Form帳票を作成します。
    EUR Form帳票の作成方法については,マニュアル「帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR 帳票設計(EUR Form帳票)」を参照してください。
  3. 帳票ジェネレータ(BLSG)機能で定義を作成します。
    EUR Form帳票の動作を決定したり,EUR Form連携帳票を生成したりするために必要な定義を作成します。
    なお,ビジネスプロセス定義の条件定義を変更する場合は,「帳票定義」から変更します。条件定義を変更した場合は,帳票ジェネレータ(BLSG)に指定したビジネスプロセス定義ファイルをCSCIW-Definerでチェックし,CSCIWに登録する必要があります。
  4. ユーザ追加処理を作成します。
    ユーザの任意の業務処理機能をEUR Form連携帳票に追加するための,ユーザ追加処理を作成します。具体的には,Java を使用して,「ユーザ定義クラス」を作成します。ただし,ユーザ追加処理は必須ではありません。必要な場合だけ作成してください。
  5. EUR Form連携帳票を生成します。
    3.で作成した帳票定義の情報を基に,EUR Form連携帳票を生成します。このファイルには,EUR Form連携帳票が動作する上で必要な処理がすべて含まれています。
    なお,生成されたEUR Form連携帳票をテキストエディタなどで直接編集しないでください。EUR Form連携帳票を変更する場合に定義情報を再利用できなくなり,EUR Form連携帳票が不正に動作する原因になります。
  6. EUR Form連携帳票アプリケーションを運用します。
    生成ファイル,ユーザ追加処理,EUR Form帳票,およびBLCクラスをアプリケーションサーバにデプロイすると,EUR Form連携帳票アプリケーションとして運用できるようになります。デプロイの方法については,マニュアル「uCosminexus 電子フォームワークフロー システム構築ガイド」の「Webアプリケーションの作成」および「J2EEサーバの設定」の説明を参照してください。