この節では,電子フォームワークフローで作成するWeb帳票アプリケーション(以降,帳票と呼びます)の基本的な構造や機能,および特殊な帳票について説明します。
電子フォームワークフローで処理できる帳票には,次の二つの形式があります。
- BLC帳票
HTMLファイルを入力データとして,帳票ジェネレータ(BLSG)機能で生成した帳票です。
- EUR Form連携帳票
uCosminexus EUR DeveloperでBLC連携用帳票として生成した帳票(以降EUR Form帳票と呼びます)の送信ユニット情報の一覧表ファイル(EUR Formでは一覧表ファイルと呼びます)を入力データとして,帳票ジェネレータ(BLSG)機能で生成したEUR Form帳票を表示するための連携帳票です。
BLC帳票およびEUR Form連携帳票の特長を次に示します。
- BLC帳票の特長
- HTMLファイルで帳票画面情報を定義します。
- 作業(WorkItem)ごとに,モジュール単位で表示属性(入力/参照/非表示)を定義できます。
- ユーザ追加処理でカスタマイズできます。
- 特殊な帳票(DBアクセス専用帳票およびカスタム申請帳票)を作成できます。
- 帳票ジェネレータ(BLSG)機能で,簡易DBアクセス機能を定義できます。
- EUR Form連携帳票の特長
- 申請前の帳票をクライアント環境に保存できます。入力済みの帳票の控えを残せます。
クライアント環境に保存した帳票から案件を申請するためには,電子フォームワークフローにログインするためのカスタマイズが必要です。
- 独自の印刷機能で,罫線と入力したデータの調和が取れた帳票を印刷できます。
- GUIで見やすい日本型帳票を作成できます。
- 作業(WorkItem)ごとに,帳票コントロール単位で表示属性(入力/参照/非表示)を定義できます。
- ユーザ追加処理でカスタマイズできます。
- <この節の構成>
- 2.1.1 BLC帳票
- 2.1.2 EUR Form連携帳票
All Rights Reserved. Copyright (C) 2010, 2014, Hitachi, Ltd.