9.3 後処理UOCによる操作(変換種別がGDI,PostScriptまたはPDFの場合)
PDE for Open監視サービスを使用する場合,またはコマンドラインでのPDL変換の場合,後処理UOCを使用できます。後処理UOCを使用すると,PDE for Openの変換処理終了直前(PDLデータ作成・保存後,終了する直前)に指定したUOCが起動して,任意の処理が実施されます。PDE for Openでは,UOCが返した戻り値に応じてスプールデータの消去などを実行します。
UOCはWindowsアプリケーション(WinMain),またはバッチやスクリプトとして作成できます。WinMainを実行する場合は,環境設定ユティリティの[出力先設定]の[後処理UOC名]に,WinMainのプログラム名を指定します。バッチやスクリプトを実行する場合は,[後処理UOC名]にcmd.exeなどの実行プログラムを指定します。作成したバッチやスクリプトは,実行プログラムに渡す引数として[任意の引数]に指定して実行します。
ここでは,後処理UOCの使用方法を説明します。