8.2.5 FCBイメージの編集
FCBイメージを編集する方法について説明します。
(1) 数値の単位の選択
FCBイメージを設計する単位を選択します。選択できる単位は,[ドット(180dpi)],[ミリメートル],または[インチ]です。[行間隔],[行間隔合計],[行間値]の数値は,選択された単位で表示されます。
(2) 行間値の選択(センタラインプリンタの場合だけ選択)
行間値を選択します。指定できる値([6LPI],[8LPI],[10LPI])は,制御イメージ作成機能環境設定の[センタラインプリンタFCB行間値]の設定によって決まります。
(3) 行情報の編集
行情報を編集する方法について説明します。
(a) 行の挿入
行を挿入するには,次の操作を行ってください。
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行情報リストからその行の直前に行を挿入する行情報を選び,[挿入]ボタンを選択します。なお,最終行として挿入したい場合は,行「…」を選択して[挿入]ボタンを選択します。
[行の挿入]画面が開きます。
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行数と行間値(センタ漢字ラインプリンタの場合だけ)を指定します。
等しい行間値を持つ複数の行を一度に作成できます。
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[OK]ボタンを選択します。
[FCBイメージ作成機能]画面に制御が戻ります。また,行情報リストに挿入した行情報が追加され,行間隔合計表示が更新されます。
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挿入行数
挿入行数を指定します。
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[手動]
指定した行数分(1〜256行※)を挿入します。
-
[自動]
行数の合計が256行※になるように挿入します。
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- デフォルト値
-
手動(1)
注※ センタラインプリンタの場合,桁ずらしありの場合は254行,桁ずらしなしの場合は255行になります。
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行間値
行間値を指定します。設定できる行間値を次に示します。
表8‒8 設定できる行間値 LPI
ドット(180dpi)
ミリメートル
インチ
24.0LPI
7.5
1.06
0.042
12.0LPI
15.0
2.12
0.083
10.0LPI
18.0
2.54
0.100
8.0LPI
22.5
3.17
0.125
7.5LPI
24.0
3.39
0.133
6.0LPI
30.0
4.23
0.167
4.0LPI
45.0
6.35
0.250
3.0LPI
60.0
8.47
0.333
1.5LPI
120.0
16.93
0.667
0.8LPI
240.0
33.87
1.333
- デフォルト値
-
6.0LPI(0.167インチ)
(b) 行の変更
すでに設定されている行情報に対して,チャネルの設定や変更をしたり,行間隔を変更したりする場合には,次の操作で行情報の変更をしてください。
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行情報のリストから変更する行情報を選び[変更]ボタンを選択します。
[行の変更]画面が開きます。
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チャネルコードの設定,行間値の設定内容(センタ漢字ラインプリンタの場合)を変更します。
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[OK]ボタンを選択します。
[FCBイメージ作成機能]画面に制御が戻ります。また,行情報リストの当該行情報の表示と,行間隔合計表示が更新されます。
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チャネルコード
チャネルコードを指定します。チャネルコードを設定しない行には[なし],設定する行には1〜12の中から選択します。
- デフォルト値
-
なし
-
行間値
行間値を指定します。設定できる行間値については,「表8-8 設定できる行間値」を参照してください。
- デフォルト値
-
6.0LPI(0.167インチ)
(c) 行の削除
行を削除するには,次の操作を行ってください。
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行情報リストから削除する行番号を選び[削除]ボタンを選択します。
行情報リストから選んだ行情報が削除され,以降の行情報の行番号が繰り上がります。また,行間隔合計表示も更新されます。削除する行情報は,複数選択できます。
(4) 桁ずらし文字数の設定(センタラインプリンタの場合)
桁ずらし文字数(0〜31)を設定します。これによって,行データの位置だけを右にずらして印刷できます。