7.2.15 PDFファイルの各種連携を設定する(連携設定)
[連携設定]タブでは,変換したPDFファイルを各種連携に使用するときのオプションを設定します。
[連携設定]タブで設定できる項目を次に示します。
(1) 連携機能
-
[セキュリティを付加する]
PDE - Access Control Optionをインストールした場合に表示されます。
PDFにセキュリティを付加するかどうかを設定します。なお,[HOPSS3/AS REV/OSEへ登録する]と同時に指定することはできません。PDEで出力できるPDF/A規格またはPDF/X規格のPDFを出力する場合は,指定できません。
-
チェックなし
PDFにセキュリティを付加しません。
-
チェックあり
PDFにセキュリティを付加します。
- デフォルト値
-
チェックなし
- [詳細設定]ボタン
-
PDFにセキュリティを付加する際の詳細を設定します。クリックすると[詳細設定]画面が表示されます。詳細については,「7.2.15(2) セキュリティ詳細設定」を参照してください。
-
-
[HOPSS3/AS REV/OSEへ登録する]
HOPSS3/AS REV/OSEへ登録するかどうかを設定します。なお,[セキュリティを付加する]と同時に指定することはできません。
PDEで出力できるPDF/A規格またはPDF/X規格のPDFは,HOPSS3/AS REV/OSEに対応していません。
-
チェックなし
PDFファイルのHOPSS3/AS REV/OSEへの登録を行いません。PDFファイルを指定したフォルダに出力します。
-
チェックあり
PDFファイルのHOPSS3/AS REV/OSEへの登録を行います。
- デフォルト値
-
チェックなし
- [詳細設定]ボタン
-
HOPSS3/AS REV/OSEへ登録する際の配布先コードや帳票コードを指定します。クリックすると[HOPSS3/AS REV/OSE詳細設定]画面が表示されます。詳細については,「7.2.15(3) HOPSS3/AS REV/OSE詳細設定」を参照してください。
-
-
[活文 Contents Lifecycle Managerへ登録する]
PDE - Print Control Extensionをインストールした場合に表示されます。
PDE - Print Control Extensionの活文 Contents Lifecycle Manager連携機能を利用してPDFファイルを活文 Contents Lifecycle Managerへ登録するかどうかを設定します。活文 Contents Lifecycle Manager連携機能の詳細は,PDE - Print Control Extensionの取扱説明書を参照してください。
なお,[HOPSS3/AS REV/OSEへ登録する]と同時に指定することはできません。
-
チェックなし
活文 Contents Lifecycle Manager連携機能を利用してPDFファイルを活文 Contents Lifecycle Managerへ登録しません。
-
チェックあり
活文 Contents Lifecycle Manager連携機能を利用してPDFファイルを活文 Contents Lifecycle Managerへ登録します。
- デフォルト値
-
チェックなし
- [詳細設定]ボタン
-
PDE - Print Control Extensionの活文 Contents Lifecycle Manager連携機能を利用するために必要な設定を行います。クリックすると[活文 Contents Lifecycle Manager 詳細設定]画面が表示されます。詳細については,「7.2.15(4) 活文 Contents Lifecycle Manager 詳細設定」を参照してください。
-
(2) セキュリティ詳細設定
[詳細設定]画面では,PDE - Access Control OptionでPDFに付与するセキュリティを指定します。PDE - Access Control OptionおよびPDFのセキュリティの詳細については,「12. PDE - Access Control Option」を参照してください。
[詳細設定]画面で設定できる項目を次に示します。
- [セキュリティ共通設定]
-
セキュリティに関する共通設定を指定します。
-
[暗号化レベル]プルダウンリスト
指定できる値を次に示します。
表7‒40 暗号化レベルの値 指定できる値
説明
RC4(128bit)
RC4(128bit)※1にてPDFを暗号化します。
PDE - Access Control Option 02-00以前を利用してPDFを暗号化した場合と同様の結果になります。
AES(128bit)
AES(128bit)※1にてPDFを暗号化します。
AES(256bit)※2
AES(256bit)※1にてPDFを暗号化します。
-
- [ジョブコメント使用範囲]
-
ジョブコメントの使用目的を指定します。なお,配布先分割機能を使用する場合,パーツ別設定ファイルの設定が優先されます。パーツ別設定ファイルの詳細については,「7.4.2 パーツ別設定ファイル(csv)の作成」を参照してください。
-
[文書を開くパスワードとして使用する]
文書を開くパスワードとしてジョブコメントを使用します。文書を開くパスワード以外のセキュリティは,セキュリティ設定ファイルのデフォルト設定を適用します。
-
[セキュリティポリシーIDとして使用する]
セキュリティポリシーIDとしてジョブコメントを使用します。セキュリティ設定ファイルでセキュリティポリシーIDに対応づけられているセキュリティを適用します。
-
[使用しない(デフォルトのセキュリティ設定を使用する)]
セキュリティ設定ファイルのデフォルト設定を適用します。
- デフォルト値
-
RC4(128bit)
-
- [開始位置]
-
ジョブコメントを使用する場合,ジョブコメントで使用する部分の開始位置を指定します。開始位置に指定できる範囲は,バッチジョブ実行システム連携時と通常出力時とで変わります。
- デフォルト値
-
1
- [桁数]
-
ジョブコメントを使用する場合,ジョブコメントで使用する部分のけた数を指定します。
- デフォルト値
-
1
[開始位置]と[桁数]に指定できる範囲を次に示します。
ジョブコメント使用範囲 |
開始位置 |
けた数 |
開始位置からのけた数 |
|||
---|---|---|---|---|---|---|
バッチジョブ実行システム連携時 |
通常出力時 |
バッチジョブ実行システム連携時 |
通常出力時 |
バッチジョブ実行システム連携時 |
通常出力時 |
|
文書を開くパスワードとして使用する |
1〜255 |
1〜50 |
1〜32または127※1 |
1〜32または50※2 |
先頭から255けた以内 |
先頭から50けた以内 |
セキュリティポリシーIDとして使用する |
1〜255 |
1〜50 |
1〜40 |
1〜40 |
先頭から255けた以内 |
先頭から50けた以内 |
ジョブコメントを使用する場合の運用例および注意事項については,「付録J ジョブコメントを使用する場合の運用」を参照してください。
(3) HOPSS3/AS REV/OSE詳細設定
[HOPSS3/AS REV/OSE詳細設定]画面では,HOPSS3/AS REV/OSEへ登録する際の配布先コードや帳票コードを指定します。
[HOPSS3/AS REV/OSE詳細設定]画面で設定できる項目を次に示します。
- [キャビネット番号]
-
HOPSS3/AS REV/OSEに登録するとき,キャビネット番号を直接指定できます。キャビネット番号は,HOPSS3/AS REV/OSE 08-01以降のバージョンで使用できます。このため,HOPSS3/AS REV/OSE 08-01より前のバージョンと連携して使用した場合,エラーとなりますので注意してください。
キャビネット番号は英数字('A'〜'Z','0'〜'9'),半角カタカナ,'#','@','\','-','.','/','!','$','(',')','+','`','{','}','~'で,16けた以内で指定します。
-
[デフォルト]
キャビネット番号を指定しません。[デフォルト]を指定する場合は,[フォルダ番号]も[デフォルト]を指定してください。
-
[ホストID]
ホストIDをキャビネット番号として使用します。
-
[ジョブ名]
ジョブ名をキャビネット番号として使用します。ジョブ名が16けたを超えている場合は登録できません。
-
[ジョブ通し番号]
ジョブ通し番号をキャビネット番号として使用します。
-
[ステップ名]
ステップ名をキャビネット番号として使用します。ステップ名が16けたを超えている場合は登録できません。
-
[ステップ通し番号]
ステップ通し番号をキャビネット番号として使用します。
-
[ユーザ名]
ユーザ名をキャビネット番号として使用します。ユーザ名が16けたを超えている場合は登録できません。
-
[出力クラス]
出力クラスをキャビネット番号として使用します。
-
[ジョブコメント]
ジョブコメントで指定した値をキャビネット番号として使用します。
-
[仕分けコード]
仕分けコードをキャビネット番号として使用します。
-
[出力先コード]
出力先コードをキャビネット番号として使用します。
-
[変換日付]
変換実行時の日付をキャビネット番号として使用します。
-
[任意の文字]
キャビネット番号として使用する任意の文字を指定します。
- デフォルト値
-
デフォルト
-
- [フォルダ番号]
-
HOPSS3/AS REV/OSEに登録するとき,キャビネット番号とあわせてフォルダ番号を直接指定できます。フォルダ番号は,HOPSS3/AS REV/OSE 08-01以降のバージョンで使用できます。このため,HOPSS3/AS REV/OSE 08-01より前のバージョンと連携して使用した場合,エラーとなりますので注意してください。
フォルダ番号は英数字('A'〜'Z','0'〜'9'),半角カタカナ,'#','@','\','-','.','/','!','$','(',')','+','`','{','}','~'で,16けた以内で指定します。
-
[デフォルト]
フォルダ番号を指定しません。[デフォルト]を指定する場合は,[キャビネット番号]も[デフォルト]を指定してください。
-
[ホストID]
ホストIDをフォルダ番号として使用します。
-
[ジョブ名]
ジョブ名をフォルダ番号として使用します。ジョブ名が16けたを超えている場合は登録できません。
-
[ジョブ通し番号]
ジョブ通し番号をフォルダ番号として使用します。
-
[ステップ名]
ステップ名をフォルダ番号として使用します。ステップ名が16けたを超えている場合は登録できません。
-
[ステップ通し番号]
ステップ通し番号をフォルダ番号として使用します。
-
[ユーザ名]
ユーザ名をフォルダ番号として使用します。ユーザ名が16けたを超えている場合は登録できません。
-
[出力クラス]
出力クラスをフォルダ番号として使用します。
-
[ジョブコメント]
ジョブコメントで指定した値をフォルダ番号として使用します。
-
[仕分けコード]
仕分けコードをフォルダ番号として使用します。
-
[出力先コード]
出力先コードをフォルダ番号として使用します。
-
[変換日付]
変換実行時の日付をフォルダ番号として使用します。
-
[任意の文字]
フォルダ番号として使用する任意の文字を指定します。
- デフォルト値
-
デフォルト
-
- [ラベル1〜3]
-
HOPSS3/AS REV/OSEに登録するときのラベル1〜3を指定します。各ラベルは全角または半角の60けた以内で指定します。なお,半角のアポストロフィ( ' ),引用符( " ),およびコンマ( , )は使用できません。
-
[デフォルト]
ラベルを指定しません。
-
[詳細設定]
複数の要素を組み合わせてラベルを構成したい場合に指定します。[詳細設定]を選択すると,[詳細設定]画面が表示されます。[詳細設定]画面の詳細については,「7.2.15(3)(a) [詳細設定]画面」を参照してください。
なお,[詳細設定]画面で構成要素を指定した場合,[任意の文字]のテキストボックスに指定内容が表示されます。このとき,表示される内容を次に示します。
表7‒42 [任意の文字]のテキストボックスに表示される内容 表示内容※1
意味
<FCBイメージ名>
FCBイメージ名
<ジョブコメント:n,m>
ジョブコメントの次の部分
開始位置nけた,けた数mけた
<ジョブ通し番号>
ジョブ通し番号
<ジョブ名>
ジョブ名
<ステップ名>
ジョブステップ名
<ステップ通し番号>
ジョブステップ通し番号
<ファイル識別名>
ファイル識別名
<ファイル通し番号>
ファイル通し番号※2
<ホストID>
ホストID
<ユーザ名>
ユーザ名
<仕分けコード>
仕分けコード
<出力クラス>
出力クラス
<出力先コード>
出力先コード
<変換日時:出力形式>
変換日時※3を次のどれかの出力形式で表示
-
yyyyMMddHHmmssSSS:年月日時分秒ミリ秒
-
yyyyMMddHHmmss:年月日時分秒
-
yyyyMMdd:年月日
-
HHmmssSSS:時分秒ミリ秒
-
HHmmss:時分秒
-
yyyy:年
-
MM:月
-
dd:日
-
HH:時
-
mm:分
-
ss:秒
-
SSS:ミリ秒
<用紙形式コード>
用紙形式コード
<任意の文字:文字列>
指定した任意の文字列
-
- デフォルト値
-
デフォルト
- 注意
-
-
ラベルを指定する場合,ラベル1から順に指定してください。ラベル2を指定しないでラベル3を指定するなど,途中のラベルを省略して指定することはできません。
-
ラベルに設定したジョブ属性がすべて省略されたスプールデータを変換した場合,該当のラベル以降を省略してHOPSS3/AS REV/OSEに登録します。例えば,ラベル2に設定したジョブ属性がすべて省略されたスプールデータを変換した場合,ラベル2およびラベル3は省略され,ラベル1のみがHOPSS3/AS REV/OSEに登録されます。
-
ラベルは,HOPSS3/AS REV/OSE 10-04以降と連携する場合に使用できます。HOPSS3/AS REV/OSE 10-04より前のバージョンと連携して使用した場合,エラーとなりますのでご注意ください。
-
-
- [配布先コード]
-
HOPSS3/AS REV/OSEに登録するときの配布先コード(フォルダ名)を指定します。配布先コードは,英数字('A'〜'Z','0'〜'9'),半角カタカナ,'#','@','\','-','.','/','!','$','(',')','+','`','{','}','~' で,16けた以内で指定します。
-
[デフォルト]
HOPSS3/AS REV/OSEの設定でデフォルトとして登録されている配布先コードが使用されます。
-
[ホストID]
ホストIDを配布先コードとして使用します。
-
[ジョブ名]
ジョブ名を配布先コードとして使用します。ジョブ名が16けたを超えている場合は登録できません。
-
[ジョブ通し番号]
ジョブ通し番号を配布先コードとして使用します。
-
[ステップ名]
ステップ名を配布先コードとして使用します。ステップ名が16けたを超えている場合は登録できません。
-
[ジョブ通し番号]
ジョブ通し番号を配布先コードとして使用します。
-
[ユーザ名]
ユーザ名を配布先コードとして使用します。ユーザ名が16けたを超えている場合は登録できません。
-
[出力クラス]
出力クラスを配布先コードとして使用します。
-
[ジョブコメント]
ジョブコメントで指定した値を配布先コードとして使用します。
-
[仕分けコード]
仕分けコードを配布先コードとして使用します。
-
[出力先コード]
出力先コードを配布先コードとして使用します。
-
[任意の文字]
配布先コードとして使用する任意の文字を指定します。
- デフォルト値
-
デフォルト
-
- [帳票コード]
-
HOPSS3/AS REV/OSEに登録するときの帳票コードを指定します。帳票コードは,英数字('A'〜'Z','0'〜'9'),半角カタカナ,'#','@','\','-','.','/','!','$','(',')','+','`','{','}','~' で,16けた以内で指定します。
-
[ジョブ名]
ジョブ名を帳票コードとして使用します。ジョブ名が16けたを超えている場合は登録できません。
-
[ジョブ通し番号]
ジョブ通し番号を帳票コードとして使用します。
-
[ステップ名]
ステップ名を帳票コードとして使用します。ステップ名が16けたを超えている場合は登録できません。
-
[ステップ通し番号]
ステップ通し番号を帳票コードとして使用します。
-
[ファイル識別名]
ファイル識別名を帳票コードとして使用します。ファイル識別名が16けたを超えている場合は登録できません。
-
[ファイル通し番号]
ファイル通し番号を帳票コードとして使用します。
-
[FCBイメージ名]
FCBイメージ名を帳票コードとして使用します。
-
[用紙形式コード]
用紙形式コードを帳票コードとして使用します。
-
[ジョブコメント]
ジョブコメントで指定した値を帳票コードとして使用します。
-
[任意の文字]
帳票コードとして使用する任意の文字を指定します。
- デフォルト値
-
ジョブ名
-
- [帳票名称]
-
HOPSS3/AS REV/OSEに登録するときの帳票名称を指定します。帳票名称は全角または半角の60けた以内で指定します。なお,半角のアポストロフィ( ' ),引用符( " ),およびコンマ( , )は使用できません。
-
[デフォルト]
HOPSS3/AS REV/OSE のサーバ側のマスタ情報に登録されている帳票情報の設定に従います。
-
[ジョブ名]
ジョブ名を帳票名称として使用します。
-
[ジョブ通し番号]
ジョブ通し番号を帳票名称として使用します。
-
[ステップ名]
ステップ名を帳票名称として使用します。
-
[ステップ通し番号]
ステップ通し番号を帳票名称として使用します。
-
[ファイル識別名]
ファイル識別名を帳票名称として使用します。
-
[ファイル通し番号]
ファイル通し番号を帳票名称として使用します。
-
[ジョブコメント]
ジョブコメントで指定した値を帳票名称として使用します。
-
[任意の文字]
帳票名称として使用する任意の文字を指定します。文字列の前後にある半角スペースは削除されます。
-
[詳細設定]
複数の要素を組み合わせて帳票名を構成したい場合に指定します。[詳細設定]を選択すると,[詳細設定]画面が表示されます。[詳細設定]画面の詳細については,「7.2.15(3)(a) [詳細設定]画面」を参照してください。
なお,[詳細設定]画面で構成要素を指定した場合,[任意の文字]のテキストボックスに指定内容が表示されます。このとき,表示される内容については,「表 7-42 [任意の文字]のテキストボックスに表示される内容」を参照してください。
- デフォルト値
-
デフォルト
-
- [登録日付]
-
HOPSS3/AS REV/OSEに登録するときの登録日付を指定します。登録日付は数字8けたで指定します。
-
[デフォルト]
HOPSS3/AS REV/OSEのサーバへ登録されたときの日付となります。
-
[変換日付]
変換実行時の日付を登録日付とします。
-
[ジョブコメント]
ジョブコメントで指定した値を登録日付として使用します。ジョブコメントで指定する文字は,数字8けたまたは6けたで指定する必要があります。けた数に「8(yyyyMMdd)」を選択した場合は8けたで指定してください。「6(20yyMMdd)」または「6(19yyMMdd)」を選択した場合は6けたで指定してください(この場合,西暦上2けたにはそれぞれ「20」と「19」が自動で設定されます)。
-
[任意の文字]
登録日付として使用する任意の文字を指定します。
- デフォルト値
-
デフォルト
-
- [順序番号]
-
HOPSS3/AS REV/OSEに登録するときの順序番号を指定します。順序番号は数字4けたで指定します。
登録日付に[デフォルト]を指定した場合は[デフォルト]か[最大空き順序番号]だけが選択できます。
-
[デフォルト]
1が設定されます。すでに同一の登録日付,順序番号の帳票がある場合は上書きされます。
-
[変換時刻]
変換実行時の時刻を基に順序番号を自動生成します。16時05分に変換した場合は,順序番号を1605として登録します。
-
[ジョブコメント]
ジョブコメントで指定した値を順序番号として使用します。
-
[最大空き順序番号]
HOPSS3/AS REV/OSEの最大空き順序番号割り当て機能を使用します。すでに登録されている同一の登録日付の帳票に対し,最大となる順序番号が割り当てられます。なお,この機能は,HOPSS3/AS REV/OSE 06-05以降と連携したときだけ使用できます。このため,HOPSS3/AS REV/OSE 06-05より前のバージョンと連携して使用した場合,エラーとなりますのでご注意ください。
- デフォルト値
-
最大空き順序番号
-
- [保存日数]
-
HOPSS3/AS REV/OSEに登録するときの保存日数を指定します。保存日数は数字4けた以内で指定します。
-
[デフォルト]
HOPSS3/AS REV/OSEのサーバ側のマスタ情報に登録されている保存日数の設定に従います。
-
[ジョブコメント]
ジョブコメントで指定した値を保存日数として使用します。
-
[任意の文字]
保存日数として使用する任意の文字を指定します。
- デフォルト値
-
デフォルト
-
- [バックアップ保存日数]
-
HOPSS3/AS REV/OSEに登録するときのバックアップ保存日数を指定します。バックアップ保存日数は数字4けた以内で指定します。
-
[デフォルト]
HOPSS3/AS REV/OSEのサーバ側のマスタ情報に登録されているバックアップ保存日数の設定に従います。
-
[ジョブコメント]
ジョブコメントで指定した値をバックアップ保存日数として使用します。
-
[任意の文字]
バックアップ保存日数として使用する任意の文字を指定します。
- デフォルト値
-
デフォルト
-
- [帳票自動印刷機能用オプション設定]
-
HOPSS3/AS REV/OSEの帳票自動印刷機能を使用するときのオプションを指定します。
-
[部数複写回数を登録する]チェックボックス
HOPSS3/AS REV/OSEに登録するときに,部数複写回数を登録します。この項目を指定すると,HOPSS3/AS REV/OSEの自動印刷機能で部数印刷ができるようになります。この機能はHOPSS3/AS REV/OSE 09-03以降で使用できます。このため,HOPSS3/AS REV/OSE 09-03より前のバージョンと連携して使用した場合,エラーが発生するときがあります。なお,配布先分割機能を使用する場合は,この項目は指定しないでください。
- デフォルト値
-
チェックなし
-
[帳票名称に用紙情報を付加する]チェックボックス
HOPSS3/AS REV/OSEに登録するときに,帳票名称の末尾に「△FNAM=用紙形式コード」を追加します。また,環境設定ユティリティの[出力先設定]タブで用紙形式コードに対応する用紙名称を指定した場合は,帳票名称の末尾に「△FNAM=用紙名称」が追加されます。
この項目を指定すると,HOPSS3/AS REV/OSEの帳票自動印刷機能で,用紙形式コードが変わるタイミングで用紙切り替え画面を表示することができるようになります。
なお,「△FNAM=用紙形式コード」または「△FNAM=用紙名称」を追加したあとの帳票名称を含めた総バイト数が60バイトを超えた場合,帳票名称の末尾を省略して60バイト以内に調整してから登録します。
- デフォルト値
-
チェックなし
- 注意
-
-
環境設定ユティリティの[出力先設定]タブで,用紙形式コードに対応する用紙名称に,半角のアポストロフィ('),引用符("),およびコンマ(,)が指定されている場合,登録時にエラーとなります。
-
[帳票名称に用紙情報を付加する]は,HOPSS3/AS REV/OSE 09-03以降と連携する場合に使用できます。このため,HOPSS3/AS REV/OSE 09-03より前のバージョンと連携して使用した場合,HOPSS3/AS REV/OSEの用紙切り替え画面は表示されません。
-
-
[片面/両面情報を登録する]チェックボックス
HOPSS3/AS REV/OSEに登録するときに,帳票の先頭ページに適用されたFCBイメージの片面/両面情報を登録します。この項目を指定すると,HOPSS3/AS REV/OSEの自動印刷機能で帳票に適用されたFCBイメージに応じて,片面/両面印刷が制御できるようになります。
- デフォルト値
-
チェックなし
- 注意
-
-
[片面/両面情報を登録する]を選択する場合,事前に[PDF設定]タブの[PDF出力設定]−[PDF出力詳細設定]画面で[FCBイメージの両面指定を有効にする]を選択してください。
-
SETPRTテキストレコードを使用してページ単位に片面指定と両面指定が混在する帳票を登録する場合,[片面/両面情報を登録する]は選択しないでください。
-
[片面/両面情報を登録する]は,HOPSS3/AS REV/OSE 10-02以降で使用できます。このため,HOPSS3/AS REV/OSE 10-02より前のバージョンと連携して使用した場合,エラーが発生します。
-
-
- [付属情報登録機能用オプション設定]
-
HOPSS3/AS REV/OSEの付属情報登録機能を使用するときのオプションを指定します。
-
[PDFファイルを付属情報として登録する]チェックボックス
HOPSS3/AS REV/OSEに登録するときに,登録に使用したPDFファイルを付属情報として登録します。この項目を指定すると,HOPSS3/AS REV/OSEのクライアントから登録時に使用したPDFファイルを付属情報として参照できるようになります。
- デフォルト値
-
チェックなし
- 注意
-
-
付属情報名称には,登録時の帳票名称が適用されます。帳票名称が30バイトを超える場合は,先頭から30バイト目までが適用されます。帳票名称に「デフォルト」を指定している場合は,帳票コードが適用されます。
-
HOPSS3/AS REV/OSEのサイドREVのコマンドライン実行時,付属情報登録時のユーザIDの指定は行いません。
-
この機能はHOPSS3/AS REV/OSE 10-02以降で使用できます。このため,HOPSS3/AS REV/OSE 10-02より前のバージョンと連携して使用した場合,エラーが発生します。
-
-
- [登録後にPDFファイルを削除する]
-
HOPSS3/AS REV/OSEにPDFを登録したあとに,出力先フォルダからPDFファイルを削除するかどうかを指定します。
- デフォルト値
-
チェックあり
(a) [詳細設定]画面
[詳細設定]画面を次に示します。
[詳細設定]画面を使用して,帳票名称またはラベルを設定します。
- [帳票名称構成要素]/[ラベル1〜3構成要素]
-
帳票名称またはラベルを構成する要素の一覧が表示されます。なお,構成要素は最大40個まで登録できます。
表示項目を上から順につないだ形式で帳票名称またはラベルを構築します。項目には一つ以上の要素を指定してください。
-
[追加]ボタン
構成要素を新たに追加する場合にクリックします。クリックすると,[構成要素詳細設定]画面が表示されます。[構成要素詳細設定]画面の詳細については,「7.2.15(3)(b) [構成要素詳細設定]画面」を参照してください。
-
[変更]ボタン
構成要素の設定内容を変更する場合に,構成要素を選択してからクリックします。クリックすると,[構成要素詳細設定]画面が表示されます。[構成要素詳細設定]画面の詳細については,「7.2.15(3)(b) [構成要素詳細設定]画面」を参照してください。
-
[削除]ボタン
選択した構成要素の設定情報を一覧から削除します。
使用する要素の順番を変更する場合は,要素を選択して[↑]ボタンまたは[↓]ボタンをクリックして順番を変更してください。なお,各要素間に区切り文字は挿入されません。
-
- 重要
-
-
構成要素全体が60けたを超える場合,61けた目以降は省略されて登録されます。
-
構成要素に出力けた数が指定されておらず,その要素の値がすべて半角スペースになった場合,その要素は空文字列("")として扱われます。
-
(b) [構成要素詳細設定]画面
[構成要素詳細設定]画面を次に示します。
- [要素名]プルダウンリスト
-
帳票名称またはラベルを構成する要素を指定します。指定できる項目を次に示します。
-
FCBイメージ名
-
ジョブコメント
-
ジョブ通し番号
-
ジョブ名
-
ステップ名
-
ファイル識別名
-
ファイル通し番号
-
ホストID
-
ユーザ名
-
仕分けコード
-
出力クラス
-
出力先コード
-
変換日時
-
用紙形式コード
-
任意の文字
任意の文字を選択した場合,隣のテキストボックスが有効になり,要素に使用する任意の文字を指定できるようになります。なお,次の文字は使用できません。
' " , < >
-
- [出力桁数]プルダウンリスト
-
要素を出力する際にけた数を指定するかどうかを選択します。指定できる項目を以下に示します。
-
指定しない
-
指定する
「指定する」を選択した場合,隣のテキストボックスが有効になりけた数を指定することができます。指定できる値の範囲は1〜60です。要素が指定されたけた数に満たない場合,指定されたけた数になるまで末尾に半角空白が追加されます。また,指定されたけた数を超える場合,超過部分は省略されます。なお,省略時の末尾が全角文字の1バイト目にあたる場合,不正な文字を出力しないように末尾を半角空白に置き換えます。
- デフォルト値
-
指定しない
-
- [使用範囲]
-
使用範囲を指定します。この項目は,[要素名]プルダウンリストに「ジョブコメント」が選択された場合だけ指定できます。
- [開始位置]
-
使用するジョブコメントの開始位置を指定します。指定する範囲はバッチジョブ実行システム連携時と通常出力時で異なります。
- デフォルト値
-
1
- [桁数]
-
使用するジョブコメントのけた数を指定します。
指定できる範囲は要素名によって異なります。
- デフォルト値
-
1
- [変換日時設定]
-
帳票名称またはラベルに使用する変換日時に関する設定を行います。
この項目は,[要素名]プルダウンリストに「変更日時」を選択した場合だけ指定できます。
- [出力形式]プルダウンリスト
-
帳票名称またはラベルに使用する変換日時の形式を指定します。指定できる項目を以下に示します。
-
yyyyMMddHHmmssSSS(年月日時分秒ミリ秒)
-
yyyyMMddHHmmss(年月日時分秒)
-
yyyyMMdd(年月日)
-
HHmmssSSS(時分秒ミリ秒)
-
HHmmss(時分秒)
-
yyyy(年)
-
MM(月)
-
dd(日)
-
HH(時)
-
mm(分)
-
ss(秒)
-
SSS(ミリ秒)
-
- デフォルト値
-
yyyyMMddHHmmssSSS
(c) ジョブコメントの開始位置とけた数
- [開始位置]
-
ジョブコメントで使用する部分の開始位置を指定します。開始位置に指定できる範囲は,HOPSS3/AS REV/OSEに登録する情報,およびバッチジョブ実行システム連携時か通常出力時かによって変化します。
- [桁数]
-
ジョブコメントで使用する部分のけた数を指定します。けた数に指定できる範囲はHOPSS3/AS REV/OSEに登録する情報によって異なります。
[開始位置]と[桁数]に指定できる範囲を次に示します。
HOPSS3/AS REV/OSEに登録する情報 |
開始位置 |
けた数 |
開始位置からのけた数 |
||
---|---|---|---|---|---|
バッチジョブ実行システム連携時 |
通常出力時 |
バッチジョブ実行システム連携時 |
通常出力時 |
||
キャビネット |
1〜255 |
1〜50 |
1〜16 |
先頭から255けた以内 |
先頭から50けた以内 |
フォルダ |
1〜255 |
1〜50 |
1〜16 |
先頭から255けた以内 |
先頭から50けた以内 |
ラベル1〜3 |
1〜255 |
1〜50 |
1〜16 |
先頭から255けた以内 |
先頭から50けた以内 |
配布先コード |
1〜255 |
1〜50 |
1〜16 |
先頭から255けた以内 |
先頭から50けた以内 |
帳票コード |
1〜255 |
1〜50 |
1〜16 |
先頭から255けた以内 |
先頭から50けた以内 |
帳票名称 |
1〜255 |
1〜50 |
1〜60 |
先頭から255けた以内 |
先頭から50けた以内 |
登録日付 |
1〜250 |
1〜45 |
6または8 |
先頭から255けた以内 |
先頭から50けた以内 |
順序番号 |
1〜252 |
1〜47 |
4 |
先頭から255けた以内 |
先頭から50けた以内 |
保存日数 |
1〜255 |
1〜50 |
1〜4 |
先頭から255けた以内 |
先頭から50けた以内 |
バックアップ保存日数 |
1〜255 |
1〜50 |
1〜4 |
先頭から255けた以内 |
先頭から50けた以内 |
(4) 活文 Contents Lifecycle Manager 詳細設定
[活文 Contents Lifecycle Manager 詳細設定]画面では,PDE - Print Control Extensionの活文 Contents Lifecycle Manager連携機能を利用するために必要な設定を行います。活文 Contents Lifecycle Manager連携機能の詳細は,PDE - Print Control Extensionの取扱説明書を参照してください。
[活文 Contents Lifecycle Manager 詳細設定]画面で設定できる項目を次に示します。
- [連携設定ファイル名]
-
活文 Contents Lifecycle Manager連携設定ファイルを指定します。活文 Contents Lifecycle Manager連携設定ファイルの詳細については,PDE - Print Control Extensionの取扱説明書を参照してください。