6.1.11 GDI出力とPostScript出力の差異について
GDI出力と,PostScript出力の差異について次に示します。
項目 |
GDI出力 |
PostScript出力 |
---|---|---|
使用できるフォント |
Windowsフォントが使用できます。 |
Windowsフォント,またはプリンタ搭載フォントが使用できます。 |
モノクロ画像(背景透過あり),書式オーバレイ中のパターンの色が黒以外の場合の出力結果 |
描画先の下のピクセル色との論理積の色となります。 (出力例) |
最前面の色となります。 (出力例) |
Windows外字の利用可否 |
利用できます(外字フォントを指定しない場合は文字として,指定した場合は画像として出力されます)。 |
利用できます(常に画像として出力されます)。 |
ホッパ指定 |
単一だけ指定できます。 |
一部のプリンタでは複数指定できます。※1 |
スタッカ指定 |
単一だけ指定できます。 |
一部のプリンタでは複数指定できます。※1 |
FCBイメージでの180°回転指定 |
有効になります。※2 |
有効になります。※2 |
用紙サイズ不一致時の動作 |
指定できません。 |
指定できます。 |
網掛け設定 |
グレースケール(自動,濃度指定)を指定できます。 |
パターン,グレースケール(濃度指定)を指定できます。 |
線パターン |
Windows標準パターン,ホスト互換パターンを指定できます。 |
指定できません。 |
EAN128バーコード印刷 |
推奨しません。 |
一部のプリンタだけ推奨します。※3 |
PDL変換後の出力サイズ |
PostScript変換より大きくなります。 |
GDI変換より小さくなります。ただし,Windowsフォントを使用する場合,帳票によってはGDI変換より大きくなることがあります。 |
PDL変換時間 |
PostScript変換より長くなります。 |
GDI変換より短くなります。 |
プリンタドライバの設定 |
一部有効になります。 次の項目は無効です。
|
無効になります。 |