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4.2.7 業務プログラムの修正

メインフレームから移行するCOBOL UAPをオープン用に修正します。COBOL UAPはコンパイル時のオプションや実行時の環境変数によって動作が変わるため,「付録C 出力できるCOBOL命令文の範囲とUAP移行手順」を参照して修正方法を確認してください。

なお,ファイル形式2を使用することで,メインフレームで使用していたCOBOL UAPのCOBOL2002への移行が容易になります。詳細については,「11.4 COBOL2002との連携」を参照してください。

また,ファイル形式3を利用した場合,機械制御文字や機能キャラクタを通常の文字列として指定することができます。バイナリデータを使用せず,通常の文字列だけで印刷データを生成できるようになるため,COBOLから文字列操作が得意な他言語への切り替えが容易になります。なお,ファイル形式3はCOBOL以外の言語への切り替えを目的としているため,COBOL2002での利用は推奨しません。メインフレームで使用していたCOBOLプログラムを移行する場合は,ファイル形式1またはファイル形式2の利用をご検討ください。