SEWB+/CONSTRUCTION アプリケーション開発ガイド

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7.9.49 @@uoc文

形 式
@@uoc "UOC名"
[ PARENT="親ブロック名"]
[ COMMENT="説明文字列"]
[ SUPPRESS];
[ ]は省略できることを表します。

機 能
ソース生成中に展開させるユーザ追加処理の位置を指定するときに使用します。

規 則
  • UOC名は,ユーザ追加処理の名前を文字定数で指定する。
  • @@uoc文の位置には,プログラム定義の[ユーザ処理]タブで選んだユーザ追加処理の内容が取り込まれる。
  • 親ブロック名は,プログラム定義の[ユーザ処理]タブでユーザ追加処理の一覧をツリー形式で表示させるときに,指定したUOC名の親になるブロック名を指定する。
  • UOC名,親ブロック名の文字列には可変記号を指定することができる。ループの中で@@uoc文を繰り返し実行する場合には,UOC名の値を変化させて,それぞれのUOC名を区別する。
  • 親ブロック名を指定すると,ここで指定したUOC名は,この親ブロックの下に位置づけられる。
  • 親ブロック名を省略すると,ツリーの最上位の階層に位置づけられる。ただし,@@uoc文が@@parts文から展開されている場合,@@parts文のブロックの下に位置づけられる。
  • 親ブロック名が存在しなかった場合,最上位の階層に位置づけられる。
  • 説明文字列は[ユーザ処理]タブの説明欄に表示される。
  • SUPPRESSを指定すると,@@lang文で指定したユーザ追加処理の前後に挿入する文字列は生成されない。したがって,UOCリバース機能を使用する場合はSUPPRESSを指定してはならない。
  • プログラム定義でユーザ追加処理の内容が指定されていない場合,ソースへは生成されない。ただし,@@lang文でユーザ追加処理の前後に文字列を挿入する指定がある場合,挿入する文字列は生成される。

使用例
@@uoc "初期値設定"  COMMENT="出力レコードのデフォルト値を設ける場合に記述してください。";
@@set  @i = 1;
@@while  (@i <= 3)
@@uoc "変換処理@i"  COMMENT="レコードの内容を出力するときの変換処理を記述してください。";
@@set  @i = @i + 1;
@@end;
このとき,[ユーザ処理]タブには,次のようにユーザ追加処理の一覧が表示されます。
[図データ]
ツリー形式で表示するときの指定は「7.9.7 @@diagram文」を参照してください。