- 形 式
- @@merge 可変記号;
- 機 能
@@merge文は,@@put文に定義されている文字列を生成ソースに展開するときに使用します。また,テンプレートで抽出した業務ルールに書かれている,@@section文に定義されている文字列を生成ソースに展開させるのにも使用します。
@@put文に関しては「7.9.42 @@put文」を参照してください。
@@section文に関しては,マニュアル「SEWB+/REPOSITORY 辞書設計ガイド」を参照してください。
- 規 則
- @@merge文の可変記号には,@@put文に書かれた可変記号,または@@section文に書かれたコード名の先頭に「@」を付けたものを指定する。
- @@merge文に書かれた可変記号は,グローバル宣言されたものとして処理される。
- @@put文で可変記号に値が設定されていない場合,何も展開されない。
- @@section文に書かれたコード名と,@@merge文の可変記号から「@」を削除した部分が異なる場合,何も展開されない。
- @@section文に「MAIN」が設定されている場合,@@section文に定義されている文字列は,@@rule文の位置に展開される。
- 可変記号には配列が指定されている可変記号は指定できない。
- 使用例
- 部品中の@@put文に書かれた可変記号をテンプレートで呼び出し,@@put文に定義されている文字列を生成ソースに展開させます。
- また,業務ルール中の@@section文に指定されたコード名をテンプレートで呼び出し,@@section文に定義されている文字列を生成ソースに展開させます。プログラムのコード上,連続していない個所に,業務ルールを分割して展開させるときに使用します。
- なお,@@put文を使用しても同様に, 業務ルールを分割して展開できます。
- @@put文と@@merge文の使用
- @@section文と@@merge文の使用
- 注意事項
- @@merge文に書かれた可変記号と同じものが,@@put文にも@@section文にもある場合※,@@put文と@@section文がそれぞれ展開されます。このように指定内容が重複していると,不要な文字列が展開され,プログラムの処理の内容を変えてしまうことがあるので注意してください。特に,@@section文を呼び出すためのコード名は,データ項目辞書作成者とテンプレート作成者の間で統一してください。
- 注※
- @@section文の場合は,@@merge文に書かれた可変記号の先頭から「@」を削除した部分と,@@section文のコード名が同一ならば,これらは一致しているとみなされます。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2007, Hitachi, Ltd.