SEWB+/CONSTRUCTION アプリケーション開発ガイド

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6.2.1 データエントリの例題

ここで紹介する例題は,OpenTP1を使ったC/Sシステムの標準的なプログラム構成であるSPPとSUP(Service Using Program),そしてDB登録プログラム(SVR01)を作るためのものです。使っているSEWB+/CONSTRUCTIONの機能は「6.1.1 ファイル編集・帳票出力の例題」と同様,基本的なものだけです。

<この項の構成>
(1) 例題テンプレートで作れるプログラム
(2) 例題テンプレートの入出力構成
(3) DB,RPCインタフェースレコードの形式
(4) 例題テンプレートの処理概要
(5) 例題テンプレートの記述のポイント
(6) 例題テンプレートと生成されたソースプログラム

(1) 例題テンプレートで作れるプログラム

クライアントのプログラム(SUP)からRPCを発行し,サーバ側のプログラム(SPP)にデータを渡します。SPPは渡されたデータを,DB登録プログラムSVR01を使ってDBに登録します。SPP01,SUP01,SVR01のそれぞれに対して,テンプレートを作成します。

なお,この例題では,画面にXMAP3を使用しています。

(2) 例題テンプレートの入出力構成

[図データ]

(3) DB,RPCインタフェースレコードの形式

例題で使用するDB,RPCインタフェースレコードの形式を次に示します。

(4) 例題テンプレートの処理概要

サーバプログラムが行う処理は,フロー中で明記しています。それ以外はクライアントプログラムが行う処理です。

[図データ]

(5) 例題テンプレートの記述のポイント

  1. RPC発行プログラム用のテンプレートに,SPPへサービスを要求するときに必要な入力パラメタと応答領域(出力パラメタ)を,@@expand文を使って展開する。
  2. RPC発行プログラム用のテンプレートに,@@reclen関数を使ってRPCのメッセージ長を記述する。
  3. DB登録プログラム用のテンプレートに,@@expand文のprefixを使ってDBのワーク領域を記述する。
  4. DB登録プログラム用のテンプレートに,RPCのメッセージ項目と同一のワーク項目を作成し,MOVE文を自動生成する処理を記述する。このように,データ項目が同じものに着目し,それを生かすことによって,テンプレートにも項目の加工処理を記述できる。

(6) 例題テンプレートと生成されたソースプログラム

(6)では,テンプレートを左ページに,生成されたソースプログラムを右ページに掲載し,ページの左と右でテンプレートと生成結果を対応させて見られるようになっています。

テンプレート(データエントリ,SPP)1/2
[図データ]

ソースプログラム(データエントリ,SPP)1/2
[図データ]

テンプレート(データエントリ,SPP)2/2
[図データ]

ソースプログラム(データエントリ,SPP)2/2
[図データ]

テンプレート(データエントリ,SUP)1/7
[図データ]

テンプレート(データエントリ,SUP)2/7
[図データ]

テンプレート(データエントリ,SUP)3/7
[図データ]

ソースプログラム(データエントリ,SUP)1/5
[図データ]

テンプレート(データエントリ,SUP)4/7
[図データ]

ソースプログラム(データエントリ,SUP)2/5
[図データ]

テンプレート(データエントリ,SUP)5/7
[図データ]

ソースプログラム(データエントリ,SUP)3/5
[図データ]

テンプレート(データエントリ,SUP)6/7
[図データ]

ソースプログラム(データエントリ,SUP)4/5
[図データ]

テンプレート(データエントリ,SUP)7/7
[図データ]

ソースプログラム(データエントリ,SUP)5/5
[図データ]

テンプレート(データエントリ,SVR01)1/4
[図データ]

ソースプログラム(データエントリ,SVR01)1/4
[図データ]

テンプレート(データエントリ,SVR01)2/4
[図データ]

ソースプログラム(データエントリ,SVR01)2/4
[図データ]

テンプレート(データエントリ,SVR01)3/4
[図データ]

ソースプログラム(データエントリ,SVR01)3/4
[図データ]

テンプレート(データエントリ, SVR01 )4/4
[図データ]

ソースプログラム(データエントリ, SVR01)4/4
[図データ]