Hitachi

uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引(Windows(R)用)


3.4.4 一時ファイル

一時ファイルとはジョブ内で作成され,削除される暫定的なファイルである。ほかのジョブとの間で共用されることはない。このため,システム内で唯一になるように,システムによってユニークな名称が付けられる。なお,この項で説明する一時ファイルは,DD要素のTYPE属性でTEMPを指定した場合のファイルである。

〈この項の構成〉

(1) 一時ファイルの指定方法

一時ファイルを作成する場合,DD要素のTYPE属性でTEMPを指定する。DSN属性の指定は任意である。また,一時ファイルはDISP属性値に関係なくジョブ終了時に削除される。

<例>DD名がSYSUT2のファイルを,一時ファイルとして使用する場合
<DD NAME="SYSUT2" TYPE="TEMP" DISP="NEW,DELETE"/>

(2) 一時ファイルを利用する場合の注意事項