Hitachi

uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow BPMN連携機能 使用の手引


17.1.4 セットアップコマンドを実行してバージョンアップする

CSCIWをバージョンアップする場合に必要な,セットアップコマンドの設定方法を示します。

〈この項の構成〉

(1) 環境変数を設定する

COSMINEXUS_HOME環境変数およびCSCIW_HOME環境変数を設定します。

環境変数に設定する内容は,CSCIWの実行環境を初期化する場合と同じです。バージョンアップ前と同じ内容を設定してください。

(2) セットアッププロパティファイルを設定する

セットアッププロパティファイルを設定します。

セットアッププロパティファイルに設定する内容は,CSCIWの実行環境を初期化する場合と同じです。バージョンアップ前と同じ内容を設定してください。

(3) コマンド用環境設定ファイルを設定する

コマンド用環境設定ファイルを設定します。

コマンド用環境設定ファイルに設定する内容は,CSCIWの実行環境を初期化する場合と同じです。バージョンアップ前と同じ内容を設定してください。

(4) コマンドを実行して実行環境をバージョンアップする

CSCIWの実行環境は,ciwsetenv(環境の構築または削除)コマンドを実行してバージョンアップします。なお,ciwsetenv(環境の構築または削除)コマンドは,すべてのマシンで実行してください。

次に示す形式でコマンドを実行すると,システム設定プロパティファイルの内容は,指定した環境構築ファイルの内容に書き換えられます。なお,環境構築ファイルに設定する項目「SystemDBPassword」および「SystemDBURL」については,同じワーク管理データベースに接続できる範囲で,値を変更できます。

ciwsetenv -sid <システムID> -vup <環境構築ファイル名>

ciwsetenv(環境の構築または削除)コマンドについては,マニュアルuCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow コマンドを参照してください。