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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow BPMN連携機能 使用の手引


7.6 CSCIWの実行環境を初期化する

CSCIWの実行環境を初期化します。

操作手順

  1. CSCIW_HOME環境変数を設定する。

    COSMINEXUS_HOME環境変数にCosminexusのインストールフォルダが正しく設定されていることを確認してください。UNIXの場合,確認は不要です。

    CSCIW_HOME環境変数は,次のように設定してください。

    • Windowsの場合

      CSCIW_HOME=<CSCIWインストールフォルダ>
      重要

      CSCIWのインストールフォルダ以外は設定しないでください。次のように,CSCIW_HOME環境変数に,誤った設定(ほかの環境変数の参照先フォルダを設定するなど)をした場合,動作は保証できません。

      <誤った設定例>

      CSCIW_HOME=%PROGRAMFILES%\HITACHI\CSCIW
    • UNIXの場合

      CSCIW_HOME=/opt/hitachi/CSCIW
  2. CSCIWのセットアッププロパティファイルを環境に合わせて編集する。

    セットアッププロパティファイルの設定内容については,マニュアルuCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow システム構築・運用ガイドの「付録A.2 セットアッププロパティファイル」を参照してください。

    セットアッププロパティファイルの格納パスは,次のとおりです。

    • Windowsの場合

      %CSCIW_HOME%\conf\csciwsetup.properties
    • UNIXの場合

      ${CSCIW_HOME}/conf/csciwsetup.properties
    重要

    BPMN連携機能を使用する場合

    • セットアッププロパティファイル(csciwsetup.properties)に,「BpmnMode=true」を追加する必要があります。

    • UseApplicationCallService=true」の指定は不要です。

    セットアッププロパティファイルの指定例を示します。

    ##########################################################################
    ## All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2013, Hitachi, Ltd.         ##
    ##                                                                      ##
    ## Licensed Material of Hitachi, Ltd.                                   ##
    ## Reproduction, use, modification or disclosure otherwise than         ##
    ## permitted in the License Agreement is strictly prohibited.           ##
    ##                                                                      ##
    ##########################################################################
    SystemID=SYS1
    BpmnMode=true
    

    なお,CSCIWをマルチインスタンス構成にする場合は,次のようにセットアッププロパティファイルを設定してください。

    図7‒2 CSCIWをマルチインスタンス構成にする場合のセットアッププロパティファイルの設定

    [図データ]

    [説明]
    1. システムID ごとにセットアッププロパティファイルを作成する

    2. 動作させたいシステムIDのセットアッププロパティファイルの格納パスをCSCIW_CONF_DIR環境変数に設定する

  3. コマンド用環境設定ファイルを環境に合わせて編集する。

    コマンド用環境設定ファイルの設定内容については,マニュアルuCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow システム構築・運用ガイドの「付録A.3 コマンド用環境設定ファイル」を参照してください。

    コマンド用環境設定ファイルの格納パスは,次のとおりです。

    • Windowsの場合

      %CSCIW_HOME%\conf\csciwcmdconf.bat
    • UNIXの場合

      ${CSCIW_HOME}/conf/csciwcmdconf

    なお,CSCIWをマルチインスタンス構成にする場合は,次のようにコマンド用環境設定ファイルを設定してください。

    1. システムID ごとにコマンド用環境設定ファイルを作成する

    2. 動作させたいシステムIDのコマンド用環境設定ファイルの格納パスをCSCIW_CONF_DIR環境変数に設定する

  4. ciwsetenvコマンドで,CSCIWの実行環境を初期化する。

    次に示す形式でciwsetenvコマンドを実行すると,CSCIWの実行環境に必要な設定項目にデフォルト値を設定し,システムIDの設定情報を登録します。

    ciwsetenv -sid <システムID> -f <環境構築ファイル名>

    ciwsetenvコマンドの詳細については,マニュアルuCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow コマンドを参照してください。