7.5 データベースへのアクセス権限を付与する(ORACLEの場合)
業務アプリケーションが接続するためのユーザに,ワーク管理データベースのテーブルやインデクスなどへアクセスするための権限を付与します。ワーク管理データベースのテーブルやインデクスを作成したユーザと,業務アプリケーションが接続するためのユーザとが異なっている場合に,アクセス権限を付与する必要があります。ワーク管理データベースのテーブルやインデクスを作成したユーザと同じユーザを使用する場合は,アクセス権限の付与は不要です。
操作手順
-
テキストエディタを使用して,SQLスクリプトファイル中の文字列を編集する。
■対象のSQLスクリプトファイル
-
<CSCIWのインストールディレクトリ>/sql/granttable_oracle.sql
-
<CSCIWのインストールディレクトリ>/sql/granttableex_oracle.sql
表7‒4 アクセス権限を付与する際に書き換えが必要なSQLスクリプトファイル中の文字列(ORACLEの場合) 項番
書き換えが必要な文字列
書き換える内容
1
<SCHEMANAME>
- CSCIWの管理用のユーザ名
-
ワーク管理データベースのテーブルやインデクスを作成したユーザ名に置換してください。
2
<SYSTEMID>
- システムID
-
ワーク管理データベースを一意に識別するためのシステムIDに置換してください。システムIDに指定できる文字は,半角英大文字で始まる半角英大文字および半角数字で,5文字以内です。
3
<USERNAME>
- 業務アプリケーション用のユーザ名
-
業務アプリケーションが接続するためのユーザ名に置換してください。
-
-
SQL*Plusを使用して,編集したSQLスクリプトファイルを実行する。
編集したSQLスクリプトファイルを実行すると,アクセス権限が付与されます。SQLスクリプトファイルの実行方法は,ワーク管理データベースを作成するときと同じです。