7.4 データベースへのアクセス権限を付与する(HiRDBの場合)
業務アプリケーションが接続するための認可識別子に,ワーク管理データベースのテーブルやインデクスなどへアクセスするための権限を付与します。ワーク管理データベースのテーブルやインデクスを作成した認可識別子と,業務アプリケーションが接続するための認可識別子とが異なっている場合に,アクセス権限を付与する必要があります。ワーク管理データベースのテーブルやインデクスを作成した認可識別子と同じ認可識別子を使用する場合は,アクセス権限の付与は不要です。
操作手順
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テキストエディタを使用して,SQLスクリプトファイル中の文字列を編集する。
■対象のSQLスクリプトファイル
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<CSCIWのインストールディレクトリ>/sql/granttable_hirdb.sql
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<CSCIWのインストールディレクトリ>/sql/granttableex_hirdb.sql
表7‒3 アクセス権限を付与する際に書き換えが必要なSQLスクリプトファイル中の文字列(HiRDBの場合) 項番
書き換えが必要な文字列
書き換える内容
1
<SCHEMANAME>
- CSCIWの管理用の認可識別子
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ワーク管理データベースのテーブルやインデクスを作成した認可識別子に置換してください。
2
<SYSTEMID>
- システムID
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ワーク管理データベースを一意に識別するためのシステムIDに置換してください。システムIDに指定できる文字は,半角英大文字で始まる半角英大文字および半角数字で,5文字以内です。
3
<USERNAME>
- 業務アプリケーション用の認可識別子
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業務アプリケーションが接続するための認可識別子に置換してください。
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HiRDB SQL Executerのpdsqlコマンドを使用して,編集したSQLスクリプトファイルを実行する。
編集したSQLスクリプトファイルを実行すると,アクセス権限が付与されます。SQLスクリプトファイルの実行方法は,ワーク管理データベースを作成するときと同じです。