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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow BPMN連携機能 使用の手引


1.12.1 BPMN要素ごとに異なる意味を持つ状態

BPMN要素ごとに異なる意味を持つ状態について,次の表に示します。

表1‒25 BPMN要素ごとに異なる意味を持つ状態

状態

説明

実行開始可能

  • コールアクティビティの場合

    子案件が投入され,子案件を実行している状態を示します。

  • キャッチイベントの場合

    イベント受信待ちの状態を示します。

  • サービスタスク,ビジネスルールタスク,メッセージイベント,エラーイベント,タイマーイベントの場合

    アプリケーション呼び出しサービスの処理対象になった状態を示します。

  • 上記以外の場合

    BPMN要素に対応する処理実行できる状態を示します。

作業者実行

  • サービスタスク,ビジネスルールタスク,メッセージイベント,エラーイベント,タイマーイベントの場合

    アプリケーション呼び出しサービスの処理でリトライ回数分の障害が発生し,かつ処理対象から外れた状態を示します。

  • タイマーイベントの場合

    アプリケーション呼び出しサービスの処理で障害が発生し,かつ処理対象から外れた状態を示します。

  • 上記以外の場合

    BPMN要素に対応する処理を実行している状態を示します。

アプリケーション呼び出しサービスの呼び出し対象となるBPMN要素については,「1.8.1 呼び出し対象のBPMN要素」を参照してください。