Hitachi

uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow BPMN連携機能 使用の手引


1.12.2 BPMN要素の状態遷移の契機

ここでは,「図1-123 BPMN要素の状態遷移」の番号1.~9.を付けた状態遷移がどの契機に発生するかを次の表に示します。

表1‒26 BPMN要素の状態遷移の発生契機

遷移する契機

図1-123 BPMN要素の状態遷移」で付与している遷移の番号

1.

2.

3.

4.

5.

6.

7.

8.

9.

ワークフローシステムの制御※1

アプリケーション呼び出しサービス※2

ビジネスプロセスオペレータ

Java API

※3

REST API

※3

ciwchgapworkコマンド

※3

(凡例)

○:遷移する

-:遷移しない

注※1

ワークフローシステムの制御による状態遷移の詳細を次に示します。

遷移1.:BPMN要素遷移したとき

遷移2.,4.が同時に遷移:コールアクティビティの場合に子案件が完了したとき,またはキャッチイベントの場合にイベントを受信したとき

遷移5.:強制終了イベント,または境界中断イベントが実行されたとき

遷移6.:マルチインスタンスの場合に完了条件を満たしたとき

遷移7.:マルチインスタンスの場合に完了条件を満たしたとき

注※2

プリケーション呼び出しサービスによる状態遷移の詳細を次に示します。

遷移2.,4.が同時に遷移:呼び出し処理が完了したとき

遷移2.:呼び出し処理で障害が発生し,かつ処理対象から外れたとき

注※3

REST API,Java API,およびciwchgapworkコマンドで発生する遷移については,次の記述を参照してください。