3.4.4 制御ノードを定義する
制御ノードは,案件が推進されたとき,処理を分岐させたり,待ち合わせたりするために定義します。
ここでは,分岐ノード「分岐(Source後)」を例に,制御ノードのプロパティの定義方法を次に示します。
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ビジネスプロセス遷移エディタで[新規分岐ノード1]アイコンを右クリックし,[プロパティ]を選択する
[制御ノードプロパティ]ダイアログが表示されます。
「制御ノード種別」には「分岐ノード」が表示されています。制御ノード種別は変更できません。
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制御ノード名を指定する
制御ノード名として,「定義名」に「分岐ノード(Source後)」と入力します。
[制御ノードプロパティ]ダイアログを次の図に示します。
図3‒16 [制御ノードプロパティ]ダイアログ -
[OK]ボタンをクリックする
ビジネスプロセス遷移エディタに戻ります。ビジネスプロセス遷移エディタに表示されている制御ノードアイコンの制御ノード名が「分岐ノード(Source後)」に変更されていることを確認します。
これで,分岐ノード「分岐(Source後)」のプロパティの定義は終了です。
同様にほかの制御ノードについてもプロパティを定義します。
例題「販売業務」で定義する制御ノードのプロパティを次の表に示します。
プロパティ定義前にアイコンに表示される名称 |
制御ノード種別 |
制御ノード名 |
---|---|---|
新規分岐ノード2 |
分岐ノード |
分岐(見積後) |
新規先着ノード1 |
先着ノード |
先着(受注前) |
新規分岐ノード3 |
分岐ノード |
分岐(受注後) |
新規分業ノード1 |
分業ノード |
分業(請求・納品前) |
新規待合ノード1 |
待合ノード |
待合(入金前) |
新規先着ノード2 |
先着ノード |
先着(Sink前) |
- メモ
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先着ノードでは,ビジネスプロセスを運用したときに複数の入力遷移が起こるおそれがあるため,2つ目以降の入力遷移を停止させる必要があります。そのため,先着ノードのプロパティを定義するときは,必ず「後続停止」を選択してください。