Hitachi Web Server

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付録F HACMP for AIXによるシステム監視(クラスタ・マルチプロセッシングの運用)

主幹業務の計算プラットフォームを構築するためにIBM社が開発したツールがHACMP for AIXソフトウェアです。HACMP for AIXには,ハイ・アベイラビリティー(HA),及びクラスタ・マルチプロセッシング(CMP)という二つの主要なコンポーネントがあります。Hitachi Web Serverは,HACMP for AIXを使用したクラスタ・マルチプロセッシングで運用できます。なお,HACMP for AIXの詳細については,HACMP for AIXのマニュアルを参照してください。また,Hitachi Web Serverの前提プログラム(OSなど)や関連プログラム(CGIプログラムなど)をクラスタ・マルチプロセッシング構成で運用する場合の詳細については,各プログラムのマニュアルを参照してください。

HACMP for AIXを利用すると,ハードウェア障害,及びソフトウェア異常停止によるコンテンツ配信の停止時間を最小限にとどめたWebサーバ運用ができます。また,サービスを停止しないで,ソフトウェアの管理,保守,及びバージョンアップもできます。

対象となる主な障害
HACMP for AIXの対象となる主な障害には,次のものがあります。
  • LAN障害
  • リソース(システム演算処理装置,ディスク,インタフェース)障害
  • ソフトウェアの異常停止
<この節の構成>
付録F.1 ハードウェア構成例とHACMP for AIXの動作概要
付録F.2 Hitachi Web Serverの設定
付録F.3 監視スクリプトの作成
付録F.4 HACMP for AIXの設定