Hitachi Web Server
付録F.2 Hitachi Web Serverの設定
HACMP for AIXに適用するための,Hitachi Web Serverの設定手順を次に示します。
- Hitachi Web Serverを各ノードのローカルディスクにそれぞれインストールします。
- サービス・ノード上でHitachi Web Serverのコンフィグファイル,開始スクリプト,停止スクリプト,及びモニタメソッドを作成します。
- 必要に応じて,コンフィグファイル,開始スクリプト,停止スクリプト,及びモニタメソッドをスタンバイ・ノードへ配布します。
- HACMP for AIXでHitachi Web Server用のアプリケーションサーバを定義します。
- HACMP for AIXでHitachi Web Server用のアプリケーションモニタを定義します。
- HACMP for AIXの定義を完成し,クラスタ定義をすべてのノードで同期化します。
- クラスタサービスを開始します。
環境設定については,次の点に注意してください。
- <この項の構成>
- (1) コンフィグファイルの文法チェック
- (2) コンフィグファイルの変更
- (3) CRLを用いて運用している場合
(1) コンフィグファイルの文法チェック
クラスタサービスの開始前には,"/opt/hitachi/httpsd/sbin/httpsdctl configtest"を実行し,サーバ設定が正しいことを確認してください。
(2) コンフィグファイルの変更
コマンド"httpsdctl restart",又は"httpsdctl graceful"をコマンドラインから直接実行すれば,HACMP for AIXで使用中にHitachi Web Serverの設定を変更できます。変更内容は,ほかのノードにも反映する必要があります。
(3) CRLを用いて運用している場合
CRLを用いて運用しているときは,スタンバイノード上でも,サービスノードと同様のCRLを設定する必要があります。
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