Cosminexus 簡易構築・運用ガイド

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12.2 コマンドの一覧

Smart Composer機能で使用するコマンドの一覧を示します。

<この節の構成>
(1) J2EEアプリケーションを実行するシステムで使用できるコマンドの一覧
(2) バッチアプリケーションを実行するシステムで使用できるコマンドの一覧

(1) J2EEアプリケーションを実行するシステムで使用できるコマンドの一覧

J2EEアプリケーションを実行するシステムで使用できるコマンドの一覧を次の表に示します。

表12-3 Smart Composer機能で使用するコマンドの一覧(J2EEアプリケーションを実行するシステムの場合)

分類 コマンド名称 概要
環境設定 cmx_admin_passwd Management Serverの管理ユーザアカウントを設定します。または,設定済みの管理ユーザアカウントを変更,解除します。
Webシステムの構築 cmx_build_model※1 Management Server上にWebシステムの情報モデルを生成します。
cmx_build_system Management Server上のWebシステムの情報モデルからWebシステムを構築します。
cmx_change_model Management Server上のWebシステムの情報モデルを変更します。
cmx_delete_system 構築したWebシステムやWebシステム中のサービスユニットを削除します。
cmx_resume_lb 負荷分散機の休止状態を解除して,設定処理を再開します。
cmx_scaleout_host Management Server上の,ホスト単位管理モデルのWebシステムの情報モデルを変更します。
cmx_test_lb 負荷分散機との接続に問題がないか接続テストします。
cmx_trans_param 抽象パラメタを実パラメタに展開します。
サービスユニットの操作 cmx_add_serverref※2 論理ユーザサーバをサービスユニットに追加します。
cmx_delete_serverref※3 論理ユーザサーバをサービスユニットから削除します。
cmx_list_status サービスユニットの稼働状況のステータスや運用環境の構築状況を表示します。
cmx_start_target 単一のサービスユニット,またはWebシステム中の全サービスユニットを開始します。
cmx_stop_target 単一のサービスユニット,またはWebシステム中の全サービスユニットを停止します。
リソースアダプタの操作※4 cmx_define_resource Management Serverに登録したリソースアダプタまたはJavaBeansリソースをWebシステムに関連づけます。
cmx_deploy_resource Webシステムに関連づけたリソースアダプタまたはJavaBeansリソースをデプロイします。
cmx_register_resource リソースアダプタまたはJavaBeansリソースをManagement Serverに登録します。
cmx_start_resource デプロイ済みのリソースアダプタまたはJavaBeansリソースを開始します。
cmx_stop_resource 開始済みのリソースアダプタまたはJavaBeansリソースを停止します。
cmx_undefine_resource リソースアダプタまたはJavaBeansリソースとWebシステムの関連づけを解除します。
cmx_undeploy_resource デプロイ済みのリソースアダプタまたはJavaBeansリソースをアンデプロイします。
cmx_unregister_resource リソースアダプタまたはJavaBeansリソースをManagement Serverから削除します。
アプリケーションの操作※4 cmx_define_application Management Serverに登録したJ2EEアプリケーションをWebシステムに関連づけます。
cmx_deploy_application Webシステムに関連づけたJ2EEアプリケーションをデプロイします。
cmx_register_application J2EEアプリケーションをManagement Serverに登録します。
cmx_start_application デプロイ済みのJ2EEアプリケーションを開始します。
cmx_stop_application 開始済みのJ2EEアプリケーションを停止します。
cmx_undefine_application J2EEアプリケーションとWebシステムの関連づけを解除します。
cmx_undeploy_application デプロイ済みのJ2EEアプリケーションをアンデプロイします。
cmx_unregister_application J2EEアプリケーションをManagement Serverから削除します。
構成情報の参照 cmx_list_model Management Server上に構築したWebシステムの情報モデルの内容をCSV形式で取得します。
構築済みのシステムの設定内容の出力 cmx_export_model 構築済みのシステムの設定内容を,簡易構築定義ファイルの形式で出力します。

注※1
Smart Composer機能で使用するコマンドの実行状況は,Cosminexusのログ(コマンド保守ログ)として出力されます。Cosminexusのログ(コマンド保守ログ)については,マニュアル「Cosminexus システム運用ガイド」のトラブルシューティングに関する説明を参照してください。

注※2
旧バージョンとの互換用のコマンドです。論理サーバ参照定義ファイルを使用する場合だけに使用します。07-50以降は,論理ユーザサーバは,簡易構築定義ファイルで設定することをお勧めします。

注※3
旧バージョンとの互換用のコマンドです。論理ユーザサーバだけを削除したい場合に使用します。07-50以降は,cmx_delete_systemコマンドで削除することをお勧めします。

注※4
リソースアダプタおよびアプリケーションの操作に関するコマンドは,統合ネーミングスケジューラサーバ用のWebシステムでは使用できません。統合ネーミングスケジューラサーバ用のWebシステムでこれらのコマンドを実行した場合は,エラーになります。

(2) バッチアプリケーションを実行するシステムで使用できるコマンドの一覧

バッチアプリケーションを実行するシステムで使用できるコマンドの一覧を次の表に示します。

表12-4 Smart Composer機能で使用するコマンドの一覧(バッチアプリケーションを実行するシステムの場合)

分類 コマンド名称 概要
環境設定 cmx_admin_passwd Management Serverの管理ユーザアカウントを設定します。または,設定済みの管理ユーザアカウントを変更,解除します。
Webシステムの構築 cmx_build_model Management Server上にWebシステムの情報モデルを生成します。
cmx_build_system Management Server上のWebシステムの情報モデルからWebシステムを構築します。
cmx_change_model Management Server上のWebシステムの情報モデルを変更します。
cmx_delete_system 構築したWebシステムやWebシステム中のサービスユニットを削除します。
cmx_scaleout_host Management Server上の,ホスト単位管理モデルのWebシステムの情報モデルを変更します。
サービスユニットの操作 cmx_list_status サービスユニットの稼働状況のステータスや運用環境の構築状況を表示します。
cmx_start_target 単一のサービスユニット,またはWebシステム中の全サービスユニットを開始します。
cmx_stop_target 単一のサービスユニット,またはWebシステム中の全サービスユニットを停止します。
リソースアダプタの操作 cmx_define_resource Management Serverに登録したリソースアダプタをWebシステムに関連づけます。
cmx_deploy_resource Webシステムに関連づけたリソースアダプタをデプロイします。
cmx_register_resource リソースアダプタをManagement Serverに登録します。
cmx_start_resource デプロイ済みのリソースアダプタを開始します。
cmx_stop_resource 開始済みのリソースアダプタを停止します。
cmx_undefine_resource リソースアダプタとWebシステムの関連づけを解除します。
cmx_undeploy_resource デプロイ済みのリソースアダプタをアンデプロイします。
cmx_unregister_resource リソースアダプタをManagement Serverから削除します。
構成情報の参照 cmx_list_model Management Server上に構築したWebシステムの情報モデルの内容をCSV形式で取得します。
構築済みのシステムの設定内容の出力 cmx_export_model 構築済みのシステムの設定内容を,簡易構築定義ファイルの形式で出力します。

注※
Smart Composer機能で使用するコマンドの実行状況は,Cosminexusのログ(コマンド保守ログ)として出力されます。Cosminexusのログ(コマンド保守ログ)については,マニュアル「Cosminexus システム運用ガイド」のトラブルシューティングに関する説明を参照してください。