Cosminexus 簡易構築・運用ガイド
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cmx_start_resource
形式
- リソースアダプタを指定して開始する場合
cmx_start_resource [共通引数] [-s <Webシステム名>] [-unit <サービスユニット名>] -resname <リソースアダプタ表示名>
- JavaBeansリソースを指定して開始する場合
cmx_start_resource [共通引数] [-s <Webシステム名>] [-unit <サービスユニット名>] -resname <JavaBeansリソース表示名>
- リソースアダプタまたはJavaBeansリソースを指定しないで開始する場合
cmx_start_resource [共通引数] [-s <Webシステム名>] [-unit <サービスユニット名>]
機能
リソースアダプタまたはJavaBeansリソースを開始します。コマンドにリソースアダプタまたはJavaBeansリソースを指定している場合と,指定していない場合とで開始対象となるリソースアダプタまたはJavaBeansリソースが異なります。
- リソースアダプタまたはJavaBeansリソースを指定している場合
Webシステムに含まれるすべてのサービスユニット上で,指定されたリソースアダプタまたはJavaBeansリソースを開始します。
サービスユニットが指定されている場合は,指定されたサービスユニット上で,指定されたリソースアダプタまたはJavaBeansリソースを開始します。
- リソースアダプタまたはJavaBeansリソースを指定していない場合
Webシステムに含まれるすべてのサービスユニット上で,そのWebシステムに関連づけられているすべてのリソースアダプタまたはJavaBeansリソースを開始します。
サービスユニットが指定されている場合は,指定されたサービスユニット上で,そのWebシステムに関連づけられているすべてのリソースアダプタまたはJavaBeansリソースを開始します。
引数
- -s <Webシステム名>
- Webシステム名を指定します。
- このオプションを省略した場合は,.cmxrcファイルまたはcmxclient.propertiesファイルのcmx.websystem.nameキーで設定した値が仮定されます。なお,.cmxrcファイルおよびcmxclient.propertiesファイルのcmx.websystem.nameキーを省略している場合に,このオプションを省略してコマンドを実行したときは,エラーになります。
- -unit <サービスユニット名>
- サービスユニット名を指定します。
- -resname <リソースアダプタ表示名またはJavaBeansリソース表示名>
- リソースアダプタまたはJavaBeansリソースの表示名を指定します。cmx_register_resourceコマンド実行後にメッセージに出力される表示名を使用します。
入力例
cmx_start_resource -s sample-system -unit unit1 -resname App1
戻り値
- 0:
- 正常終了しました。
- 1:
- 警告終了しました。
- 64:
- 異常終了しました。
注意事項
- コネクションプールのクラスタ化機能を利用しているリソースアダプタが開始対象に含まれている場合は,必ず-resnameオプションでリソースアダプタを指定して,一つずつ開始してください。この場合,メンバリソースアダプタを開始したあとに,ルートリソースアダプタを開始してください。
また,コネクションプールのクラスタ化機能を利用しているリソースアダプタと,利用していないリソースアダプタとが開始対象に含まれている場合は,コネクションプールのクラスタ化機能を利用しているリソースアダプタをすべて開始したあと,-resnameオプションを指定しないcmx_start_resourceコマンドを入力して,ほかのリソースアダプタを開始してください。
- データベース上のキューに接続するためのリソースアダプタが開始対象に含まれている場合は,必ず-resnameオプションでリソースアダプタを指定して,次の順序で開始してください。
- DB Connector for Cosminexus RM
- Cosminexus RM
- セッションフェイルオーバ用のサービスユニットを処理対象に指定した場合はエラーになります。
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