ここでは，簡易構築定義ファイルの作成について説明します。テンプレートファイルが提供されているので，Webシステムの基本的な構成情報を編集するだけで作成できます。

「6.1.1　WebサーバとJ2EEサーバを同じサーバマシンに配置する構成のシステムの構築例」のシステム構成を定義する場合を，ファイル作成例を使用して説明します。

なお，簡易構築定義ファイルで機能を設定したい場合は，マニュアル「Cosminexus　システム構築ガイド」を参照してください。機能の詳細についてはマニュアル「Cosminexus　機能解説」を参照してください。

参考

Smart Composer機能では，一つのサービスユニットでのリクエストの最大同時処理数に関連のあるパラメタを，抽象パラメタを使って一括で設定できます。設定できるパラメタは，Webサーバのリクエスト実行キューや同時実行スレッド数，J2EEサーバのバックログ，スレッドプールなどです。また，コネクションプールに設定する値を決定できます。抽象パラメタの詳細については，「付録B　抽象パラメタ」を参照してください。

＜この節の構成＞

6.8.1　簡易構築定義ファイルの設定内容

6.8.2　テンプレートファイル

6.8.3　簡易構築定義ファイルの作成例