Cosminexus 簡易構築・運用ガイド
6.1.1 WebサーバとJ2EEサーバを同じサーバマシンに配置する構成のシステムの構築例
Smart Composer機能を使用したシステム構築では,システムを一括構築できます。
ここでは,WebサーバとJ2EEサーバを同じサーバマシンに配置する構成のシステムを一括構築する場合の,システム構築例について説明します。システム構築例を次の図に示します。次の図に示すシステム構築例を,以降のシステム構築の説明に使用します。
図6-3 システム構築例
- <この項の構成>
- (1) システム構築例で使用している設定
- (2) コマンドを実行するサーバ
(1) システム構築例で使用している設定
システム構築例で使用している設定を,次に示します。
- 運用管理サーバ
- Management Server
- ユーザID cosmi_admin
- パスワード cosmi_admin_passwd
- 負荷分散機(BIG-IP 1500)※
- 名称 MyBIGIPv9
- 管理IPアドレス 192.168.100.10
- 仮想サーバ
- サーバ名 www.sample.com
- IPアドレス 192.168.1.10
- ポート番号 80
- サービスユニット1(サービスユニット名:unit1)
- アプリケーションサーバ1(アプリケーションサーバ名:apsv1)
- 管理IPアドレス 192.168.100.11
- IPアドレス 192.168.1.11
- ポート番号 80
- サービスユニット2(サービスユニット名:unit2)
- アプリケーションサーバ2(アプリケーションサーバ名:apsv2)
- 管理IPアドレス 192.168.100.12
- IPアドレス 192.168.1.12
- ポート番号 80
- 注※
- 負荷分散機としてBIG-IP 1500を使用している場合を例にしています。
(2) コマンドを実行するサーバ
コマンドの種類によって,コマンドを実行するサーバが異なります。コマンドの種類ごとに,コマンドを実行するサーバを次に示します。
- Smart Composer機能のコマンドを使用する場合
運用管理サーバでコマンドを実行します。
- サーバ管理コマンドを使用する場合
アプリケーションサーバ1またはアプリケーションサーバ2で,それぞれコマンドを実行します。
コマンドの種類と,コマンドを実行するサーバの関係について,次の図に示します。
図6-4 コマンドを実行するサーバ
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