JP1 Version 8 JP1/Script(UNIX(R)用)
SetEnvironmentまたはSetEnv(環境変数を設定する)
機能
環境変数を設定します。
形式
SetEnvironment ( Type , EnvironmentName 〔, Value〕 ) SetEnv ( Type , EnvironmentName 〔, Value〕 )
指定項目
Type
設定する環境変数を次の値で指定します。
値 | 意味 |
---|---|
ProcessEnv | 現在のプロセスの環境変数 設定する環境変数はコマンド実行後の現在のプロセス内で有効になります。 |
EnvironmentName
設定する環境変数名を文字列,または値を格納した変数名で指定します。
Value
設定する値を文字列,または値を格納した変数名で指定します。
この値は省略できます。省略した場合,長さ0の文字列("")を仮定します。
説明
指定した環境変数に,指定した値を設定します。コマンドが正常に実行された場合は真(True)を,エラーが発生した場合は偽(False)を,コマンドの実行結果として返します。
指定した環境変数が存在しない場合は,新規に環境変数を作成して値を設定します。環境変数が存在する場合は,指定した値で更新します。
注意事項
SetEnvironment,またはSetEnvコマンドはEnvironmentNameで指定した環境変数名長+Valueで指定した文字列長+2バイトのメモリを使用します。なお,使用したメモリは実行が終了するまで解放されません。
例
'プロセス変数:I1_PATHに/ABC/を設定する。 SetEnvironment ( ProcessEnv ,"I1_PATH" ,"/ABC/" ) Exec ( "ABC" ,True )
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